今月の18〜19日に「My山の日」を貰って、東北の鳥海山(日
鳥海山は、山形県と秋田県の県境に在る山で、庄内平野から立ち上
天気は、日頃の行いが良いからか(?)、予報通りの連日晴れ!
前々から登ってみたいと思っていた山なので、最高の条件で登山で
初日のコースは、最もクラシカルな「吹浦口コース」
大平山荘→河原宿→鳥海湖→七五三掛→千蛇谷→御室小屋(山頂小
最寄駅を始発で出発し、新幹線と特急いなほを乗り継いで遊佐駅まで
途中、きれいな日本海
遊佐が近づくと、車窓から鳥海山
残念ながら、山頂付近は雲の中。。。
乗り継ぐこと5時間
プラットホームに降りると、茹だるような暑さ。。。おそらく30°越え💦
この気温で登り出すと思うだけで汗が出てきそうな。。。
乗合タクシーで大平(おおだいら)山荘着(11時35分)
天気は、上々♪
ここから登山口までの車道がけっこう長くて、暑い!
登山口に着く前にすでに、汗だくです💦
大平口登山口(11時48分)
コースタイム5時間30分位のところ、山頂小屋の小屋番さんに「
最初は樹林帯を進む
陽射しがなくても暑い暑い。。。💦
見晴らし台までくると視界が開けて日本海が眼前に!
大平山荘が下方に小さく見えます
高度をかせいで涼しさを得るために先を急ぐ
雲はあれども、青空にテンション上がります!
次第に高山植物もチラホラと ♪
クルマユリ
チングルマ
群落も♪
ニッコウキスゲ
雲がモクモク
夏山!って感じです♪
河原宿(13時13分)
奥に初雪渓!
なかなか大きな雪渓です
昼間で雪も緩んでいるのでチェーンスパイクなしで進みます
雪渓の上は、ヒンヤリしていて気持ちよいですねー!
雪渓を抜けたら立派な登山道
最も歴史のあるコースというのも分かります
高度を稼ぐうちに、鳥海山の外輪山が見えてきました♪
高山植物も沢山です♪
鳥海山固有種のチョウカイアザミ
高山植物を愛でながら、お楽しみのトマト
ニッコウキスゲの群落の中を進む
鳥海湖への分岐(13時37分)
小さな雪渓をトラバースして
鳥海湖に到着(13時45分)
行きの乗合タクシーの運転手さんの親父さんが、その昔 鳥海湖で泳いだとの
鳥海山の雪解け水で、相当寒かったでしょうね(笑)
鳥海湖を抜けると、外輪山がさらに迫ってきます
小さいながらも勢いのある沢
沢の流れで涼をひと時 ♪
たおやかな稜線が続きます
鳥海山の新山がガスの間から顔を出しました♪
外輪山・千蛇谷(せんじゃだに)の分岐(15時6分)
千蛇谷(せんじゃだに)へ向かいます
千蛇谷の雪渓
ガスが出ていたので、転石リスクが少々心配に
素早くトラバース
渡ってきた雪渓を振り返る
ちょうどこの頃から山頂付近はガスが晴れてきて、綺麗な青空♪
鳥海山新山(山頂)もガスが切れました!
山頂までの最後の雪渓
千蛇谷雪渓を振り返る
山腹辺りは、ガスの中。。。山頂辺りに溜まっていたガスが冷えて降りてきています
雪渓を越えると、なかなかの斜度
山頂まで、もう一息!
途中、トマトでリフレッシュ
山頂小屋が見えてきました!
山頂小屋に到着(16時34分、4時間40分で完歩)
生ビール売ってますね〜😁
小屋で泊まりの手続きをして、ザックを置かせて貰ってから山頂へ
コロナ対策なのか、個部屋を用意して頂きました!
有り難いことです。
一息ついて、いざ山頂へ!
大きな岩が多くて、なかなかハード
途中岩の割れ目を通過することも
鳥海山頂(17時11分)
自撮りで記念撮影 ♪
山頂の西側にもピークがあるので行ってみることに
西側のピークからは、今日歩いてきたコースと日本海を雲一つなく
高気圧に覆われているので風もなく、山頂なのに暖かくて快適!
さらに、夕方の時間なので日帰り登山者は下山していて、山頂には
朝から登ってお昼に山頂に着いていたら、山頂はガスの中で沢山の
山頂でしばしのんびりして、小屋に戻って食事です
今回は、早茹でパスタにパスタソースやカレーレトルトをかけた簡
その他、ナッツや煮干しでアミノ酸を補い、トマトでビタミンC補
ここで、生ビールが飲めることを思い出し。。。アルコールで水分が奪われることを知りつつも、登頂記念に一杯頂
冷えたビールが身体に沁み渡ります !
夕食後のお楽しみは、日の入り
雲一つない水平線に日が沈む。。。
日本海に沈む夕日を拝める山は、あまり無いと思うと、綺麗に拝め
南の空を見上げると、紫色のグラデーションの中に月が浮かんでま
夜中に小屋の外に出て、夜空を見上げると、正にプラネタリウムそ
天の川もバッチリ見えました(スマホのカメラでは撮影できず、残
初日は、山麓の酷暑を除いて、様々な高山植物、雪渓歩き、美しい
ただし、その晩に地獄をみることに。。。(その話については、別にお伝えします😅)
二日目のコースは「湯の台コース」を鳥海山荘まで下ります
山頂小屋→山頂で御来光→七高山→外輪山縦走→心字雪渓→滝の小
コースタイム6時間40分、高低差1700mでなかなかハードな
なので、ご来光を拝んだら直ぐ出発できるように、二日目は3時に
3時半位になると、空も白んできました
山頂にはガスは無く、綺麗な御来光を拝めそうです。期待が高まり
再び、山頂への岩場を進みます
2回目なので、サクサク進め、水平線が紅くグラデーションになる
再び山頂(4時5分)
日の出前の水平線の紅いグラデーションは、何度観ても神々しい♪
遠く北方には、男鹿半島
北東方面に、岩手山
南方には、月山
そしてついに、ご来光(4時23分)
雲のかからない綺麗な朝日です♪
朝日が出たら、もう一つのお楽しみの「影鳥海」が待っています
「影鳥海」とは、朝日に照らされた鳥海山の影が日本海に落ちて、
直ぐに山頂西側のピークに移動して。。
日本海を見下ろすと、ぼんやりとですが、早くも影鳥海
10分も経つと、ハッキリした影鳥海を拝めました^_^
影鳥海とツーショット♪
約30分かけて最高のご来光と影鳥海を堪能して、名残り惜しい中
小屋に戻って素早く準備をし、七高山に向けて山頂小屋を出発(5
七高山への途中で、チョウカイフスマ
鳥海山を代表する固有種の一つ♪
七高山への雪渓トラバース
早朝で雪が締まっているので、チェーンスパイクを装着
振り返るとなかなかの斜度の雪渓
足を滑らせたら止まらない可能性も。。。
外輪山に上がると七高山は目の前
七高山(5時29分)
七高山から外輪山を望む
ほぼ水平です
天空散歩♪
途中、リンドウ
イワブクロ
キタヨツバシオガマ
天空散歩は続く♪
外輪山から西を望むと鳥海山(新山)
左下には山頂小屋
東方の山並みが美しい ♪
南方には、月山
外輪山の一つ、伏拝岳に到着(6時2分)
山頂には、石仏がいらっしゃいます
伏拝岳から初日の縦走路を見下ろす
千蛇谷の大きな雪渓
雪渓の上部に亀裂が。。。!
雪崩が起こらなければよいのですが。。。
ここの分岐で外輪山とはお別れ
後は、湯の台方面に向けてひたすら下っていきます
下っていくと、目の前には「心字雪渓」
ハクサンシャクナゲ
コバイケイソウの群落
一つ目の心字雪渓
チェーンスパイクを装着して雪渓をトラバース
凍結しているところも
二つ目の雪渓はかなり大きいです
小氷河といわれるのも頷けますね♪
河原宿の小屋まで夏道を外れて雪渓を下っていきます
外輪山を振り返る
20分程、雪渓を下って、河原宿に到着(7時28分)
河原宿の小屋
残念ながら、現在は営業していません
河原宿で暫し休憩
残り少ないトマトでリフレッシュ
湯の台コースから見上げるたおやかな外輪山を充分に堪能してから
滝の小屋が見えてきた
時間が押していたので、滝の小屋をスルーして先に進むと、とたん
藪漕ぎになるところも多々
道を見失ったと勘違いするようなところも。。。
滝の小屋から下はあまり歩かれていないようでした^^;
標高が600m位に下がったこともあり、気温が上がってきましたが、幸い樹林
ブナの原生林を進む
かなり立派なブナの木
手の大きさと比べると幹の太さが分かりますね
ブナの木からエネルギーを頂きました ♪
宝来山頂(9時44分)
ここから鳥海山荘までのコースタイムは約1時間
鳥海山荘に11時には着きたいので、けっこうギリギリです^^;
先を急いで、ついに鳥海山荘に到着(10時34分)!
鳥海山方面を見上げると、既に山頂辺りはガスの中。。。
夏山は10時位になると、水蒸気が温めてられてガスが上がってく
乗合タクシーの時間が迫っているので、早速温泉を頂き、下山ラン
庄内豚のヨーグルト仕立て(名物の鳥海ヨーグルト使用とのこと)
そして、最後の〆は生ビール♪
今回の山行は、鳥海山固有種(チョウカイフスマ、チョウカイアザ
しっかり充電できたので、猛暑の夏でも施術に精進できそうです!
この天国編の続き、鳥海山行の地獄編もブログで書いていきたい思います。。。😅
地獄編は、こちら ↓