さて、前回の続きですが。
前もって、お断りしておきますが、私はこの手の専門家でも、研究者でもありません。
ただの個人的興味だけですので、的外れな事を書くかもしれませんが、悪しからずお願いします。
尚、湘南について音楽的なアプローチ をしている、この本は必見ですので紹介しておきます。
是非一度手に取って下さい。
さて、私としては、湘南という呼び名はいつから有ったのか?
という疑問から、話しを進めます。
解っている事は、1920年代にはすでに存在していたという事です。
つまり、少なくとも大正時代には存在していたという事です。
日本の南側に位置して、海ぞいの地域である事から、湘南と呼ばれていました。
そのエリアは、小田原から藤沢にかけての海ぞいのエリアです。
さて、ここで一つの疑問が生じます。
そんなに古くから有った湘南という呼び名が、何故現在にブランド化しているのか?
それを如実に語っているのが、車のナンバープレートです。
湘南ナンバーは、1992年頃から先程書いたエリアを中心に申請が始まり、94年から実施されました。
それでは、何故92年頃から湘南ナンバーの申請が始まったのか?
つまり、それまで誰も見向きもしなかったロ-カルな湘南という呼び名を、全国区に押し上げたのは誰なのか?
いったい、何が起こったのか?
さかのぼる事、1978年にひとつのバンドが登場します(^^)/
(いよいよ、私の思惑通りに持ってきました🤣)
そうです、サザンオールスターズです!
このバンドが登場するまで、湘南は全国区ではなかったと言っても過言ではありません。
このバンドのデビューシングルを見てみましょう。
この歌詞にすでにキ-ワ-ドが3つ出てきます。
(砂まじりの茅ヶ崎)(いつになれば湘南)(江ノ島が見えてきた)
この3つのキ-ワ-ドは、桑田佳祐さんの地元愛にほかなりません。
今まで、茅ヶ崎から出た大スターである加山雄三さんも、海や渚や船の歌を歌っていましたが、ここまでストレートに 湘南という呼び名を全面的に歌った曲は他にありません。
この歌詞は、全てを読んで見ると、一つの情景が映し出されます。
すなわち。
桑田佳祐さんの歌詞には、この 曲に限らず、湘南、茅ヶ崎、江ノ島、鎌倉、稲村ヶ崎、烏帽子岩、という桑田佳祐さんの地元愛が書かせたであろう湘南のイメージが詰まった歌詞が多いのですね😀
(また、サザンの恩恵にあずかろうとしているのが、見え見えだ💦)
結論、サザンオールスターズが登場するまで、湘南という呼び名は、うずもれていたのです!
ところで、こんなエピソードがあります。
私の平塚の友人の話しです。
彼は数年前に名古屋に旅行に行きました。
そこで地元の人と知り合いになって、こんな話しをしたそうです。
どこから来たのですか?
神奈川です。
神奈川は、どのあたりから?
解るかな💦平塚という町からです。
平塚ですか?どのあたりですかね?
(その時彼の頭の中に、一つの歌詞が浮かんだ)
ああ、茅ヶ崎の隣町ですよ。
(すると、その人は)
えっ?湘南じゃないですか?
マジですか?話して下さいよ、湘南の事を😀
という実話です。
つまり私がいいたいのは、平塚もまた湘南と受け入れられているという事実です。
ただ名前が通っていないという事なんですよね。
なんだか、うまくまとまりませんが、平塚もまた全国区で湘南で有ると認められているという事をいいたかったのです😀
それでは🙋またね(^^)/