年金財源の不足に対して交付国債の発行で穴埋めする方針が決まったようだ。
交付国債とは今すぐに予算の枠組みを決めずに支払い時期が到来した時点で政府が現金を拠出する仕組み国債であり、一般財源に計上する必要がない国債のようである。
財源はいくらでもある!と歓喜する向きもあるが僕は非常に気に入らない。
まずは交付国債の財源はまだ決定もしていない増税が担保である。
ふざけるな、と言いたい。
そしてあろうことか、年金の積立金は減らさないと言う。
何のための年金積立なのか?
一時的に年金積立を取り崩し、その分を交付国債発行で穴埋めすると言う。
年金積立金は国民のための年金積立ではなく財務省の資産運用の温床なのだ。
これを運用しているのは財務省直属の独立行政法人である。
1000兆円の政府負債はあるが700兆円もの政府資産がこの国には存在する。
しかし、それをまったく取り崩そうとはしないんだ。
つまり政府資産は役人のためのものであり、国民の資産では決してない。
逆に今回のように年金積立が取り崩されるような事態になれば国民は増税されて役人の資産確保に貢献しなければならいようだ。
国民はここまで舐められていいのだろうか?
北朝鮮が専軍政治なら日本は専官僚政治なだけではないか?