クルーグマンのポストである。
道草ブログ様からの引用です。
いつもすいません(__)
>ビジネスマンたちは,たとえ偉大なビジネスマンだろうと,必ずしもマクロ経済の仕組みについてよく知っているとは限らないんだ.
その通り。
>個別の会社を大きくする方法なら,彼らはなんだって知ってる.でも,それは他の会社を小さくすることと引き替えのことが多いし,それどころか,それがふつうだったりする.なるほど,重要な技能だし,高額な対価に値する技能でもあるけれど,これは経済全体の拡張という問題と関わりがほとんどない.経済全体の顧客は誰かと言えば――経済全体そのものだ.
彼らが生きているのは部分均衡の世界。
今、問題なのはマクロ経済、経済全体。
今必要なのは、誰かが勝って誰かが負けることじゃない。
日本全体の生活がいまより改善すること。
特にデフレでは誰かの勝ちは誰かの負けによって達成される。
それではダメ。
経済全体が大きくなる手立てが大切。
一般均衡と部分均衡は話しが別。
>失礼ながら,産業界の大将さんたちは,景気の後退と回復が起きる仕組みについて,常識的な知識すら持ち合わせちゃいない.
これは日本でも同じ。
経団連のお偉方はマクロ経済の知識は皆無。
でもって、こんな円高デフレ不況期に消費税増税を推進したりする。
マクロ経済を理解しているなら、ありえないことだ。
経団連=マクロ経済に疎いという図式はかなりの確率で成立する。