4月1日から、令和8年度がスタートしました。

あわせて、埼玉県議会の2月定例会も閉会し、新年度の当初予算が可決されました。


2月定例会は、1年の中でも特に大事な議会です。

来年度、県としてどこに力を入れていくのか。
どこに予算をつけていくのか。


そうした方向性が決まる議会でもあります。

今回の一般会計当初予算は、2兆4,348億円。


前年度比9.1%増で、金額・伸び率ともに過去最大となりました。


数字だけを見ると大きな話ですが、
その中身は、子育て、教育、医療、防災など、県民の皆さんの暮らしに直結するものばかりです。

だからこそ、予算の審議には毎回大きな責任を感じます。

今回は、その中でも特に気になった点をいくつかご紹介します。





【子どもの居場所づくり】

放課後児童クラブやこどもの居場所づくりには、約96億円が計上されました。

さらに、こどもたちの意見を聞いて施策に反映していく取組にも、約1,400万円の予算がついています。

私はこれまで、放課後児童クラブの現場に足を運び、こどもたちの声を直接聞くことも大切にしてきました。

「もっと安心して過ごせる場所がほしい」
「自分たちの声もちゃんと聞いてほしい」

そうした声を、議会でも取り上げてきました。

まだ十分とは言えませんが、少しずつ前に進んでいると感じています。

引き続き、現場の声を県政につないでいきます。



【学校のICT化】

学校教育のデジタル化には、約115億円が計上されました。

タブレット端末の整備だけでなく、先生方の働き方改革も含めた取組が進められます。

学校現場を見ていると、端末が入っただけでは十分ではなく、
それをどう活用しやすくするかがとても大事だと感じます。

これまでも議会でICT教育の推進について取り上げてきましたが、
ようやく本格的に動きが進みつつあると感じています。



【高校教育の負担軽減】

高校教育にかかる保護者負担の軽減には、約339億円が計上されました。

地域を回っていると、子育て世帯の皆さんから教育費への不安の声をいただくことが少なくありません。

高校に進学すると、思った以上に負担が増えるという声もあります。

どんな家庭の子どもでも、学びたい気持ちを諦めなくていい環境づくりはとても大切です。

こうした取組は、これからもしっかり後押ししていきたいと思います。



【防災・インフラ整備】

公共事業費は1,145億円で、過去10年でも最大規模となりました。

このうち、河川護岸の強化や橋りょうの耐震化などを進める緊急事業分として、254億円が計上されています。

鴻巣市にとっても、元荒川をはじめとする水害対策やインフラ整備はとても重要です。

普段から地域を回る中で、冠水や道路、河川に関する声をいただくことも多く、
こうした分野は引き続きしっかり見ていかなければならないと感じています。



【2月定例会を終えて】

予算というのは、県が何を大切にするのかが表れるものだと思っています。

限られた財源の中で、何に力を入れるのか。
どこを優先するのか。

その積み重ねが、埼玉県のこれからをつくっていきます。

新年度も、地元の声を丁寧に聞きながら、県政につないでいけるよう取り組んでまいります。