こんにちわ。

井上尚弥vsモロニー見ましたか??

凄すぎましたよね?

ずっと井上尚弥の試合は見ていますが、今回はいつもよりアッパーが多くてモロニー対策はされてましたね!

特に3ラウンドはかなり内容が濃かったと思います。

ロドリゲスの時の試合で、モロニーは頭をつけての接近戦でじわじわとロドリゲスの体力を奪っていきました。

今回も同じようにくると思っていました。

それが。。。

あのアッパー!

あれをされると近づけないですよね。

しかも右アッパーに注意がいくと、右アッパーからの左フック!!

中間距離で左の差し合いで完全にスピード負けで、モロニーはたまらず接近戦に持ち込もうとしました。

しかし井上尚弥の待ってましたのアッパー!

たたでさえパンチ力で劣るモロニーは前進しながらパンチを打ちたかったとはずなのに、後退しながらしかパンチが出せなくなっていました。

6ラウンドでダウンを奪われたモロニーはポイントでは劣勢。

7ラウンドからはもうモロニーは出来ることはありませんでしたね。

最後のフィニッシュの右ストレート!!!
しかもショートでノーモーション。
タイミングと角度、そしてスピード。
モロニーが見えなかったと言う右は、ドネアの閃光と呼ばれる左フックのお株を奪うパンチでした。
あれがモンスター井上尚弥の100万ドルのフィニッシュパンチ。
軽量級ですが重量級の選手のKOシーンのようでした。

しかし、今回はモロニーのディフェンス力の高さおかげでいつもと違う井上尚弥が見れたのは確かです。
さすがはバンタム級の上位選手です。

モロニーはもっと荒々しくオフェンシブに戦いたかったと思いますが、空間を完全に支配され
ディフェンシブに戦うしかなかった。総合力の高さが売りの選手では、井上尚弥に勝つことは不可能だということが今回完全に証明されました。

一発のパンチがある選手でないと井上尚弥に勝つ可能性が無い。

その対抗馬にWBO世界王者のカシメロ。

ですが、今回の井上尚弥の試合内容を見ると、カシメロもモロニーと同様にディフェンシブにしか戦えない状況になると考えます。

そもそもカシメロはモロニーに勝てるのか?
私は判定で逃げられてモロニーが勝つと予想します。

井上尚弥に勝つには、ドネアのようにフレームの大きな選手。
耐久力があり体格で勝る選手でないないと太刀打ち出来ないと思います。

今後のバンタム級を引っ張っていくのは井上尚弥で間違いありません。

もちろん強い選手はたくさんいます。
しかし井上尚弥が強すぎてライバルと見なされる選手がいないのが現状。

井上尚弥の第二章は始まったばかり。
世界的にもっと評価される為には、階級を上げていくしかないのか?
しかし井上尚弥なら、世界的な評価の基準をねじ曲げられると私は思う。

ラスベガスに降り立ったモンスター。
メジャーリーグのファンから愛されたイチローのように、井上尚弥ならアメリカのファンからも愛されるに違いない。
その未来はそこまできている。
今後の井上尚弥の進化に期待。 

さあ次は私達にどんな世界を見せてくれる。