ロブナーのリガチャー本体にエクスプレッションズリガチャーのトーンフレックススクリューを移植したリガチャーを使ってみて、いいと思ったことを書いてみる。


ロブナーのリガチャーはダークめの落ち着いた音が好みだが、振動効率はよくない。


ヒントとしては、ネジ側の重量を上げることで解決したりする。あまり見かけないロブナーのヴァンゴッホというモデルがその点でうまくいっている。しかし、私はそのモデルを使う気がしない。


リガチャー本体のサイズが大きすぎて着脱が難しく使いづらいと感じるからだ。


そのウェイトバランスをエクスプレッションズリガチャーのトーンフレックススクリューで解決したということになる。


もちろんエクスプレッションズリガチャー、エディ・ダニエルズとリカルド・モラレスのモデル共に好きだ。リガチャー自体に重量を持たせて演奏に適切な状態を作っていることは賛同するが、どうも高額すぎて手が出ない。


しかし、トーンフレックススクリューは、まだ買える金額だと思う。ローズゴールドとプラチナをロブナーのリガチャー本体に移植して試してきたが、プラチナが意外にもうまくいっている。暴れすぎてしまう印象強いが、いいバランスになるようで…生徒さんにも吹いてもらったが、シンドイとは感じないようだ。


反応がよくストレスにならない、プラチナ特有の音の伸び、高次倍音が発音しやすい…など、メリットはあるようだ。


リガチャー本体はその日の私の気分でマークIIIやヴェルサまたはヴェルサXだったりする。そこは、同じセッティングを毎日使うのが私の性分ではないので…


長々と書いたが、あくまで私に合う道具を使いたいということなので…