目の下のくま治療 ヒアルロン酸 パート4 | 美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ

目の下のくま治療 ヒアルロン酸 パート4

ヒアルロン酸注入による目の下のたるみ治療です。

今回のモニターさんは30代の女性です。

目の下のクマが気になるとのことでヒアルロン酸注入にて治療となりました。

施術前の写真を確認すると目の下に眼窩脂肪のふくらみと目の下全体に広がるクマが目立ちます。


脱脂術かヒアルロン酸注入か、それとも他の治療法が適切なのかというのを

見極めるのが最初の重要なステップとなります。


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施術前の写真です。



一見、脱脂術が良さそうに見えるかもしれませんが

脱脂術を行った場合には、良い結果とはなりません。

この見極めに重要なのが頬の高さと目の下のふくらみの高さ

そして、クマの広がり方が重要になります。



まず、頬と目の下を真横から比較すると

目の下の方が突出しています。

普通であればこの場合、脱脂術が適応となるはずです。



しかしクマの広がりを見てください。

目の下全体に広がり、眼窩脂肪の突出部分も暗く影になっています。

また骨格は頬中心部分のふくらみが少なく頬骨は張り出しているタイプです。

もしこのタイプに脱脂術を行ってしまうと頬中心部のボリュームが少なくなり

頬骨が張っている印象や、目の下がくぼんで見える印象になってしまうのです。

つまり 骨格が原因タイプ のクマなのです。

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右のみヒアルロン酸注入を行った写真です。



目の下のクマの改善効果だけでなく頬のリフトアップ効果も得られているのがわかります。

左右を比較すると目の下の改善効果はハッキリとわかると思います。

このような骨格が原因のクマの場合には

注入系の治療の方が良い結果が得られます。


最後は前後の比較です。
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施術前





$美容外科医 筒井のブログ左右両方の施術後です。

目の下のクマはなくなり、スッキリしました。

頬もふっくらし、頬骨が目立たなくなっています。




治療法の選択は総合的に行わなければなりません。

目の下だけでなく、顔全体から治療法を検討しなければならないのです。

脱脂術を行うと、目の下がくぼんでしまうのではという質問が多いのですが

顔全体と目の下の関係性を見極めて治療法を選択すれば

そのような望まない状態になることはありません。



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