医療制度

アメリカで医療制度改革が行われようとしています。



今までもアメリカでは何度も争点に上がってきた医療制度改革ですが



手をつけられることはありませんでした。



なぜでしょう？



それは莫大な予算を必要とすること、医療費の削減が行われることが原因です。





日本では保険医療制度が定着しておりますが、アメリカは違います。


保険は各自保険会社と契約し、契約内容によって受けれる医療の内容も異なります。


日本では虫垂炎になった場合、触診、採血、造影ＣＴ、エコーなどを行って診断を行いますが


アメリカでは保険内容によっては採血のみしか診断のために行えないなどです。


また日本ではどの病院にかかることもできますが、ここにも契約内容により決まりがあります。


また医療費のＧＤＰ比を見ると日本の方が低く、低予算で医療を行えているのがわかります。




日本の保険医療は非常に良いものだと私は思います。


アメリカのスタイルも悪いところばかりではありませんが、多くの方がメリットを享受できるという点で


日本の方が優れていると思います。


不都合な点など多くありますが、誰でも、どこの病院にもかかる事ができ、低額で受けられるのですから。


今後もこれを維持していただきたいですが、高齢化により医療費はますます増大していくでしょう。


いずれ日本にも悪い意味での医療制度改革という波が押し寄せてくるのではと思ってしまいます。