プロタゴラス 2 | 【ユウの第三の眼】

【ユウの第三の眼】

透析患者で障害者としての思いを書いていこう

こんばんは
昨日の王将の残りを朝食べ爆睡
夜、いつものチャーハンす

 

 


ようやく一読

老練なソフィストとよばれたプロタゴラスと
哲学を純粋に考える36歳の若きソクラテスの
熱き知的論戦の記録

解説がなかったら対話内容を理解するのに3か月かかりそう


この論戦、俺の判定は
真実を求める哲学者のソクラテス

プロタゴラスは弁論術をもって相手を説き伏せなくては
ソフィストとして意味がない
論戦の結果として描かれているものは
お互いの主張の逆転現象がおきたとなっているが
どちらにせよ、一つの答えとなる真実には
たどり着いたという点で哲学者ソクラテスの強さを感じる

とはいえ、大事なところはそこじゃなく

プロタゴラスが活躍した時期は、戦争により絶対的な価値観や
正義が失われたため知恵ある言葉を求められた社会の中で
弁論術を武器にソフィストとして活躍していた

日本の戦後、テレビの朝生の討論の画面がよぎるが
朝生は終わってしまった、でも当時、やはり知恵の言葉が
求められたからこそ朝生などで討論が流行ったのかと
イメージが重なる

プロタゴラスという人物、言葉を扱うという点においては
ソクラテス同様に誠実であったのではないか?でなければ
相対主義という思想を提唱はできなかったのではないだろうか?
論戦の相手を説き伏せる言葉の文脈の真実を求め得ていたという点では
ある意味、弁論哲学者だったのだろう?求めた哲学が違ったが故に
交差したが、どちらも相手の土俵でも戦える知力があった
最後の結論に対してプロタゴラスは相対主義で覆せなかったのだろうか?


もし現代にプロタゴラスがいたらどのように映るのだろうか?
10代の頃(現在進行形だが)、コミュニケーションが苦手だったため
ディベートなどカジッタ時期があったが
コミュニケーション能力は使わないと磨かれないため
プロタゴラスがいたら練習相手には良いのかなと思った
人生託すとはならないけど
またな
 

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