三島由起夫の情けないヤクザを描いた映画。出所日に刑務所内で面会に来たヒットマンに命を狙われるが、代わって面会に行った囚人が射殺されてしまう。それを知った三島由起夫演じるヤクザが慌てて「出所したら殺されちまう。出所させないでくれ」と懇願するが出所させられてしまう。それでも臆病だか勇敢だかわかんないようなはっきりしないキャラで難を避けて無事に帰宅。命を狙われている理由は、三島ヤクザは、ある暴力団の跡とりで、敵対する暴力団組が三島ヤクザに跡を継がせたくないためという、あまりぱっとしない理由w

紆余曲折の末、「俺にはヤクザは向いていない」と、恋人ができちゃったから足を洗おうと旅に出る日、哀れ・・・。

*なんだかしょうもない内容の映画ですが、三島は最後のシーンで怪我をして入院したのです。映画を見ればわかりますが、今見ても、かなり危ないシーンなのです。僕も幼児のころに福島市のエスカレーターから落っこちたことがあるからよくわかります。