僕の家はというか部屋、というか、まあ、マンションなわけですけれども、
都心に近いマンションとしては、結構広めなんですね。
東京都在住、って思われてしまいがちですが、神奈川県民です。
世田谷寄りの川崎市なんだけど、やっぱり多摩川を越えて神奈川県に入るととグッと家賃も下がるし、都市部なわりに、近所には農家もいっぱいあって、坂が多いせいか、若い家族が多く、徒歩５分圏内に、小学校が二つ、幼稚園保育園はいっぱい。
ちなみに僕の家の前も保育園です。
だから、毎朝子供の歌う声が聴こえ、外に出ればあちこちに子供がたくさんいて、それ以外はとても静か。
すごく住みやすい街です。
7日に、奥さんが、実家の京都に帰りました。
逃げられたわけじゃないです、家庭の事情。
本当は、もっと早く帰したかったのだけど、運悪く僕の手術予定に事情が重なってしまい、僕が一人でなんでもできるようになってから、帰りました。
そして、１週間が過ぎました。
僕は、普段、料理以外一切家事をしません。
自分の部屋すら掃除しない。
そういうと、女性の皆さんから反感をかってしまいそうだけど、言い訳もあって、、、
しない、というか、させてもらえない。
洗い物も僕がやるとちゃんと洗えてなかったりする、掃除もきちんとできてないし、どこに何があるのかもわからなくなるから、やるな、って言われてる。
(ポークソーセージとフライドエッグ、ノンアルビール）
奥さんがいなくなって、今は、あんまり外に出られないから、大量の買い置きで毎日料理もしてるし、掃除も洗い物もちゃんとしているし、今日は、２度目の洗濯もしました。シーツや布団カバーも洗ったので、２回しました。
やってみると、やっぱり主婦ってのは、主婦業、だよね。
慣れてないってのはあるにしても、けっこう大変。
「俺の稼ぎで食わせてる」「俺が稼いだ金で、、」みたいな事をこのご時世でまだ言っている、まあ、かっこ悪い男、っていますけど、、すごい嫌いなんですね。
昔、後輩がそういう発言をした事があって、スーパー説教してやった事がある。
別に主婦の味方になろうってんじゃない。女性にモテようとして言ってるんじゃない（モテたいけど）
何が自分を支えているのか、自分がどうしてその仕事をしていられるのか、そしてそれがどう社会を支えているか、を理解せず、自分だけ仕事頑張ってる風なことを言う、
世の中でもっともカッコ悪い思想を、可愛がってる後輩にもって欲しく無いだけです。
実際やってみると、うちなんかは、まだ、奥さんと二人暮らしだからいいけど、小さなお子さんのいるお母さんなんか、ほんとうに大変だよね。
部屋はそれなりにキレイにしているつもりでいる。
奥さんがいなくなったとたんに、男ヤモメ、みたいな部屋になったらなんだかわびしいじゃないですか。
ただ、、ふと、今日思ったんですね。
うち、本当の意味での「家主」って奥さんだったんだな・・・と。
キレイにしているつもりでいるし、できる限り、整理整頓もしてる、
なのに、なんとなく、、うらぶれていくんですね。部屋の感じが。
なんでだろう、、なんだか毎日、少しずつ、すすけていく。
まあ、それはきっと物理的に、僕の掃除があんまりキチンと行き届いていないからなのかもしれないけれど、ふと、家が、「家主いねえじゃん。。。。代わりの奴ちゃんと世話できてねえじゃん。」って言ってるような、、って変な言い方だけど、そんな感じがするんですよ。
公的には、書類上は、僕が家主です。
でも、ほんとうの意味でのこの家の家主は、奥さんなんだな。
どうせ、ちゃんと手入れもできないのだから、ずっとの話じゃ無いしいいよね、、と玄関にいつもあった花もなくなった。
べつにそんなに寂しいってわけでもないんです。
僕はコロナ前は、１ヶ月くらい帰らないとかよくあったことだし、オーストラリアと日本に離れていた頃は、半年いない、なんてことだってあった。
でもね、あきらかに家がつまらないな、って思う。
ご飯も一人で食べると、ついつい、まともにサラダ作ったりもせず、なんとなく、野菜を食べてから出なければ他は食べちゃいけない、ってのがあって、適当にきゅうり齧ったりして、ラーメンだけだったり、、
今はお酒も飲めないから、おつまみ的なものもない。洗うのがめんどくさいからお皿もなるべく最小限でやってて、食卓、と言えるようなもんでも無い感じになってきた。
いずれは戻ってくる、とわかっている事だからいい。
むしろ、そんな事もちょっと楽しんでいたりする。
いずれは、普通の日常が戻ってくる。
わかっているから、いい。
そんな、小さなこと、でも、日常をとりもどしたいなぁ、、って思う。
そうすると、やっぱり、ニュースを見るたびに、ウクライナのこと、いたたまれない気持ちになります。
ウ
1日もはやく、普通の生活、を取り戻せますように。
ユウサミイ関連サイト、販売サイト、YOUTUBE
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