16日に発売した、アナログレコード(特典CD付き)
   
  『イコン』

 

     
東洋化成株式会社という、一時期はアジアで唯一、にまでなった、
レコードが廃れきった時代にもずっとレコード文化を守り続けてきた、
本物中の本物の、老舗レコード会社で制作しています。

 

 

 

レコード制作会社には、    
一番大元になる一枚の盤面を作る技術者、
レコードカッティングエンジニア
    
という人がいます。


今回、僕のレコードを作ってくれたのはこの人。
  
東洋化成株式会社
レコードカッティングエンジニア
  
西谷俊介さん




西谷さんは、
インタビュー記事などもたくさん。

 

 

 


     
日本のレコードカッティングの重鎮です。
頼れる、男前です。
   
CDや、ネット配信のデジタルの音源は、僕が作ったもの、そのままデジタル信号になるわけで、
どんな風に作ろうが、同じ再生装置で聴けば、僕が作ったままの音なんです。
      
ところが、レコードは、デジタル音声のままの音ではできない。
デジタル信号、を、ビニール素材の、
   
「レコード盤」
  
に溝を掘る事で、それが、音声信号になるのだから。
      
      
       
西谷さんに、音源のサンプルを送って、
この辺りをどんな感じの音にしたい、とか、相談したり
この辺の周波数はできすぎてて歪んだりしないだろうか?とか、
この感じの曲だと、どのくらいの音量にしておけばいいだろうか、

そんな質問をする。

「5〜8kHz  今よりやや抑えめにしておけばそこは大丈夫です」
「現状のレベル設定で問題ありません、歪むところもでません
 まだ多少あげても大丈夫ですが、このままでいいと思います」
   
そんな風に答えをくれる。
  
    
「どんな事でも相談してください」
     
西谷さんは、物腰柔らかく、とにかく丁寧で、
まず、西谷さんに相談する事で、いろいろ安心できた。
レコードに関してはまったくなんにもわからないものだから、
極めて初歩的な質問から、メールで、電話で、ずいぶん相談させていただきました。


カッティングエンジニアって、ただ、つるつるのレコード盤に溝を掘る人ではない。

     



出来上がった音源の周波数を調整したりレベルを調整したり、
そうやって、作者の意図に一番近い音でレコード溝が掘れるように、
音源から操作して調整していく人。



そういう技術者なのです。
僕が作った音源、

最後に西谷さんの調整で、音が決まる。
 
東洋化成から送られてきた、オリジナルのレコードサンプル


いろいろご相談させていただいた甲斐あって、一発でOK。

西谷さんが、最終的に決めた音が、このレコード盤で、
これを元に、製品としてできあがり、



お買い上げいただいて、発送しているわけです。




なんか、すごいでしょ。

そうやって作ってもらったレコードなのです。


ね、、、だからこそ、
レコードで聴いて見たい、って思ってもらえたら嬉しいなぁって思います。

「一万円で始めるレコード生活」

 



今回の僕の新作レコード「イコン」

実は、東洋化成でも販売しています。

当然、僕の方が売れやすいわけだから、頑張って、
ユウサミイストア分の在庫を完売して、

そしたら、またも一つ頑張って、東洋化成の在庫も完売させたい。
まだまだ、頑張ります。
    

     
まずは、ユウサミイストア!!