【紙上対談】タウンニュース横浜市南区版。 | 横浜市会議員(南区) 遊佐大輔(ゆさだいすけ) 公式ブログ


こんにちは。ゆさ大輔です。


タウンニュース横浜市南区版』で、菅義偉・内閣官房長官と紙上対談を行わせていただきましたので、ぜひご覧ください。


以下、抜粋です。


横浜市会議員・遊佐大輔氏がこのほど、内閣官房長官・菅義偉氏と「新しい時代」を主要テーマに紙上対談を行った。

政治の道へ

 ゆさ 私は大学在学中に祖父の会社が倒産、学校を退学して民間のゴミ工場に就職しました。偶然、会社が昔から菅代議士を応援していて、国政報告会に行ったことが政治に関心を持つきっかけになりました。

 すが 遊佐市議が来てくれたこと、今でも覚えています。活きの良い若者、なぜ廃棄物の世界に身を置いているのだろうと、とても印象的でした。

 ゆさ ありがとうございます。代議士が秋田から出てきて段ボール工場などで働き、生計を立てながら、苦学の末に政治家を志されたと伺い、漠然と抱いていた政治へのマイナスイメージが変わりました。祖父の故郷も東北で、親近感と同時に、お金も家もなかった自分でも「頑張れば誰かが見ていてくれる」という希望を持つことができました。

 すが 私は座右の銘に「意志あれば道あり」という言葉を選んでいます。「一度決めたらどんな困難があってもブレない。その道を信じて進む」、そう思っているからです。遊佐市議は私の秘書として仕えてくれました。2011年、初出馬の時も、「遊佐なら皆様に信頼していただける」と考え、出馬を打診しました。2期8年、圧倒的行動力で、良い意味で周囲を驚かせてくれています。

 ゆさ 秘書時代は怒られてばかりでしたので(笑)、大変恐縮です。

声を政策に

 すが 「ゆさ祭り」で地域を盛り上げ、さらに東北を応援する活動、分かっていてもなかなかできることではありません。初当選直後、小中学校の空間放射線量の測定では、行政と真っ向から対峙して、全ての学校を早期に測定完了させました。また、崖地対策や空き家問題に関しても、地元の「声」を議会での「政策」に変えてきました。

 ゆさ 私たちは「就職氷河期世代」と呼ばれ、なかなかアルバイト先もない厳しい時代でしたので、「どうしたら今より少しでも良くなるか」を常に念頭に置いています。

 すが そういった視点で言えば、政権は未来への投資に注力しています。今年10月、3歳から5歳までの幼児教育を無償にします。実に70年ぶりの大改革です。私立高校の実質無償化、所得の低い方の大学無償化などにも投資していきます。

改革を止めるな

 ゆさ 次の時代は、政治家は財源に対する説明責任がさらに求められてきます。人口減少により、既に予算が付いている部分を削って、削った部分を新事業に回す手法に変化するからです。削られた方は当然反発します。その際、説明はもちろん、まずは政治家が身を削り、行政を改革し、最後に皆様にご負担をお願いする、そうした順序を基本にしなければ理解が得られないだろうと考え、今回、自らの選挙区の議員定数を減らすことを訴えてきました。

 すが 国会議員の世襲制限を唱えた時と状況が似ていますね。

 ゆさ いつかまた駅や商店街、報告会など、代議士との「原点の場所」で、有権者からの「応援の声」も「厳しい声」も一緒に肌で感じたいです。ありがとうございました。

 すが ありがとうございました。