7年10ヶ月。 | 横浜市会議員(南区) 遊佐大輔(ゆさだいすけ) 公式ブログ

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こんばんは。ゆさ大輔です。


2019年最初の『11の日』。


8年前の2ヶ月後、まさかあのような大地震と大津波が発生するとは夢にも思いませんでした。


犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、自らも被害を受け、家族を失い、寒さ厳しい中でも歯を食いしばって頑張る多くの方々に対し、心からお見舞いと敬意を表します。


実は先日、日帰りで選挙前最後の宮城県に伺いました。


震災遺構・仙台市立荒浜小学校(仙台市若林区)を視察させていただくためです。


荒浜小学校は地震当日、児童や教職員の他、住民も含めて320名が学校へ避難しました。


校舎や屋上に避難した方々は、なんとかヘリコプターで約24時間かけて全員救助。


しかし、大津波が校舎に押し寄せ、街が流される恐怖と戦い、情報が入らない状況での24時間は、結果的に人命を失わなかったとはいえ、すべてが手放しで喜べるものではなかったことは現地を訪れてすぐに分かりました。


そして、320名の救出は決して奇跡ではなく、日頃からの防災訓練と指揮者である校長先生の責任と勇気ある判断によるものと確信しました。


校舎内で観た、当日の様子をまとめた映像、多くの方が避難した屋上からの景色はとくに衝撃的で、『3.11』の記憶が鮮明に蘇ってきました。


震災遺構として保存されているわけですが、「風化させない、教訓を活かす」以外にも「全国からたくさんの方に訪れてほしい」という目的もあるとお聞きしました。


さらに、現地の方が「教訓を活かすための一歩目」と位置付けていたのが災害救助法の成立でした。


日本全国これだけ地震が頻発する中、県から政令指定都市に権限を移すことで住民の皆さんに迅速な行政対応を行うことができるからです。



とくに、昭和23年から変わっていなかった仮設住宅を建てる権限を県から市へ移せたことは大きくて、業者選定や土地確保などを始めとして概ね30日〜50日は復旧へのスピード感が変わってくると試算されています。



重症患者から優先的に医療行為を行うマンパワーも政令指定都市にはあります。



加えて、県内でも人口が少ない、人手が足りていない市町村と県とが連携することで、県は小さな都市を助ける重要な役割を担うことになります。



「何が何でもこの法案を通してほしい。それが被災議員の使命だ!今回、菅官房長官や小此木前大臣のご尽力がなかったら法案成立はできなかった」



そう涙ながらにお話くださった地元議員さんのお話も印象的でした。



少しでも長く後方支援させていただきたいー。



これからもその想いと初心を持ち続けていたいと思いますし、微力ながら横浜と東北とをつなぐ架け橋の一人でいたいと改めて感じました。



7年10ヶ月。



がんばろう、東北!!



震災遺構・仙台市立荒浜小学校


開館時間:10時〜16時(入館無料)
休館日:月曜日、第2・第4木曜日(祝日の場合はその翌日)
祝休日の翌日(土日祝日を除く)
年末年始・臨時休館日
住所:〒984-0033 宮城県仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
管理事務所:TEL 022-355-8517

【震災遺構保存、設置までの経緯】
H23.11
仙台市震災復興計画に震災メモリアルプロジェクトを掲載
H25.7
震災復興メモリアル等検討委員会を設置
H26.12
検討委員会が市長に報告書を提出、津波の脅威を実感できる遺構の保存を提言
H27.2
元住民にアンケート調査を実施、9割以上が『賛成・意見なし』との回答
H27.3
仙台市震災復興推進本部会議において、荒浜小学校校舎の震災遺構としての保存を決定
H27.10
荒浜小学校の保存・活用方針についてアンケートを実施、9割以上が『良い・概ね良い』との回答
H28.9
校舎保存工事・設備工事着手
H28.12
展示製作着手、展示基本設計・実施設計
H29.1
展示基本設計・実施設計、展示コンテンツ制作
H29.3
校舎保存工事・設備工事完了、展示工事製作・設置完了
H29.4
29日に公開記念式典開催、30日から一般公開開始

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