自分に
「がんばれ」と
声かけると
強くなる場合と
弱くなる場合がある。

そんな使い分けができたら
より楽しく生きられる。

でも、それって簡単。


やりたくて
やってる自分に
言ってあげると、強くなる。

やりたくなくて
やってる自分に
言ってあげると、弱くなる。



第一印象で
やりたくないと感じること。

そんな厄介と感じるようなことを
取り組もうとするときに
「がんばれ」と言われると
嫌な感じがする。

やりたくないのに
「やれ」と圧力かけられた感じ。



そんなことでも
観察して、
その件についての情報が増えて

最初に思ったほど
やりたくないことじゃなかった、と
気づくことがある。


意識が転換して
「やりたい」と
その件の成果を理解して
その成果を得ようと決意したときは

「がんばれ」と言われても
「うん、がんばるよ!」なんて
応じることができたりする。



反対もある。

第一印象で
「これやりたい!」と感じたこと。

「がんばれ」って言われて
「応援ありがとう!」なんて
言えてたのに

観察して
情報が増えてきて
実は、
やりたくないことだったと判明する。


やりたいと公言してたりすると
撤回するのはカッコ悪いから
しぶしぶ着手しようとする。

そんなときに
「がんばれ」なんて言われたら
火薬庫でマッチを擦るような
ことになったりする。




自分と相手なら
見た目や言葉で
確認してみないと
今どんな状態かは
わからない。

でも自分なら
すぐわかるはず。

そして、
「今」どう感じているかが
大切です。



今の自分が
やりたいと思っている。

そんな自分には
「がんばれ」が役に立つ。


今の自分が
やりたくないと思っている。

そんな自分には
「がんばれ」は役に立たない。


過去の自分は
今より少ない情報で判断している。

その自分は大切にしたい。

でも、その判断は
情報が増えた今の判断と
違うことがあるのは
自然なこと。



「がんばれ」を
使いたいときは

今の自分の状況を
よく感じて
よく観察して

内なる自分の声を
よく聞いて

本心を基礎に
使っていきたいですね。




お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。


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