KATO製のEF65-1000後期形・旧製品で傷のある中古機の補修に際して、2年程前に屋根上を黒色塗装することでJR東日本仕様機にしています。田端運転所所属の実機と異なる塗装箇所が一部あり、この部分を修正加工することにしました。
 
僚機のEF65-1118(レインボー機:品番3019-9)と並んだ、JR東日本仕様のEF65-1103(品番3019-3を加工)の現状の姿です。僚機製品のレンボー1118号機の塗装を参考に、屋根上をランボード上面を含めて半艶の黒色塗装を行いました。更に、レンボー機用のASSYパーツとして販売されているクーラー(品番Z03-2993)を未加工で装着しています。(→こちら

ネット上で見つけた実機写真から、パンタ付近に灰色絶縁シートが貼り付けられており、ランボード上面は元の青色15号のままであることが判明しました。実機写真によっては何れも黒く見えるものもあり、実際は汚れて黒くなっていたようで、屋根上塗装を黒色一色で済ませたのも強ち間違いではありません。また、避雷器とクーラーの色も、実機ではパーツよりも少し暗めの灰色に塗装されており、製品のままでは白過ぎて少し違和感を感じます。
 
一方、JR東日本の田端運転所所属機の製品として、KATO製に「EF65-1000後期形(JR仕様)」(品番3061-2)と、TOMIX製の「JR EF65-1000形(田端運転所)」(品番9152)があります。何れもパンタグラフ箇所の屋根は灰色、ランボードは上面も青色15号に塗装されており、クーラーはTOMIX製のみに搭載され、避雷器とは色合いが異なる表現がされています。これらを参考に、追加加工にて塗装を修正することにしました。
 
追加塗装に先立ち、下回りを外し、ボディではマスキングの邪魔になる屋根上機器も信号炎管以外を取り外しました。パンタグラフの取付穴付近にヘッドライトレンズの後端があるので、
塗料が回り込む恐れがあることから、ヘッドライトレンズも外しています。写真には写っていませんが、塗装の際に屋外に持ち出すことから、テールライトレンズも紛失の恐れがあるため、追加で取り外しました。
 
パンタグラフ取付部の天井板のモールドに沿って、マスキングテープでカバーしています。なお、側面中央部に転写したJRマークには保護塗装をしておらず、また前面には壊れやすいヒサシや手すりがあるので、最初にASSYパーツが封入されているビニール袋を適宜寸法に切り出したビニールシートで、当該箇所を保護してからマスキングテープを貼り重ねています。
 
近所の公園に行き、ねずみ色1号(GMカラースプレー No.9)で塗装を済ませてきました。
 
綺麗に屋根の塗り分けが出来ました。ランボード上面は、私の好みもあり黒色のままにしておくことにしました。側面のマスキングテープは、作業中にJRマークが毀損するのを防ぐため、貼ったままにしておき、屋根上機器の再装着が完了してから最後に取り外すことにします。
 
次に、クーラーは避雷器と一体成型されたパーツです。
実機写真では、避雷とクーラーは現状より少し暗めの灰色と言った感じです。ねずみ色1号で塗装しても良さそうですが、塗装変更をする前に一旦そのままで装着してみました。
 
クーラーは元からの白色のままですが、パンタグラフの箇所を灰色塗装したことで、屋根が黒色一色の時に感じた違和感が薄らぎました。この配色ならこのままでも良さそうな気がします。
 
正面から見た感じです。
 
別パーツの濃い灰色をした避雷器を装着し、クーラーを前後反転して仮置きしています。写真のトリミングにより、クーラーも避雷器と同じ灰色に着色してみました。避雷器とクーラーの塗装を灰色に変更すると、その存在感が薄れてしまうような感じがします。
 
以上から、避雷器・クーラーは現状の無加工のままで暫く運用してみることにしました。
 
結果的に手抜きありですが、イメージアップした田端運転所所属機が完成しました。
 
僚機EF65-1118号機と並んだEF65-1103号機です。

実機はと言うと、後任のE493系交直流電車やGV-E197系気動車に工臨や回送牽引の任を譲る状況にあり、その去就が注目されています。模型では、末永く活躍してくれることでしょう。

 

 

【以下は現行製品です】

 

 

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