以前に「KATO EF65PF機 品番3019-3 も持っていた」として投稿したEF65PF機は、入手時点から多数の欠品に加え、屋根上の扇風機カバーが削り取られ周辺に酷い傷があるジャンク状態です。貴重なロコですので、加工を施して現役復帰させることにします。
 
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当該機のボディで、窓ガラスやライトレンズは加工着手に先立ち取り外しています。
 
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扇風機カバーが中途半端に削り取ってあり、周辺には削った際に付いたであろうと思われる酷い切り傷が見られます。
 
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反対側も同様に扇風機カバーが削り取られていますが、周辺に付いた傷は比較的軽症です。
 
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モニター屋根にも4箇所あるフック掛けも削り取った跡があり、周辺に擦り傷が付いています。
 
修復の救世主は、JR東日本仕様のクーラーパーツ(レインボー機用)です。
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避雷器と一体成型されたパーツで、避雷器の取付穴に挿し込む構造です。周辺の傷をも少しは隠してくれる効果を期待して仮装着しましたが傷はまだ目立ちます。
 
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こちら側は、このままでもいけそうです。
 
JR東日本仕様とするため、以前に「KATO 扇風機カバーをカバーでカバーしてくれる助っ人」で投稿した通り、屋根を黒色に塗装します。
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赤色車体のレインボー機(EF65-1118)を参考に、黒色の塗装範囲を決めマスキングテープで覆いました。青色車体の実機には、更にパンタ付近を灰色に塗装した車体もあるようですが、手抜き出来る黒色一色を採用します。
なお、傷は#1000のサンドペーパーにより可能な範囲で平滑にしておきました。
 
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運転台屋根は、雨樋の内側を黒色に塗装してあります。後方に向けてはランボードを含む内側が黒色です。
 
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ランボードの側面は車体色のままですので、側面に黒色塗料が回り込まないようにマスキングしています。
 
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前面・側面も完全にマスキングしました。
 
塗装準備が整ったところで、天候が急変し雨が激しく降って来ました。スプレー塗料を屋外で使う都合上、暫く様子見をすることにしますが、出鼻を挫かれた感じです。