前回の話、とっても長かったですがあせる
(読んで下さった方ありがとうございます
 
 
要約すると
「北風」ではなく、「太陽」方式の考え方やマッサージで自身やお客様にどんどん良い結果が現れたという内容でした
 
 
施術をする側の心の状態が
マッサージの効果にも大きく反映されることをお伝えしたかったのですウインク
 
 
 
 
そもそも
「皮脳同根(ひのうどうこん)という言葉が示しているように、
 
 
成人で約60兆個ある体の細胞のうち、
(※今はもっと少なく見積もっているようですが)
 
 
私達が直接触れることのできる皮膚(その中でも最も外側の表皮のみ)と、直接は触れることのできないとがおんなじ根っこ(外胚葉)から分裂された同じルーツを持つ細胞だということで、
 
 
皮膚は、「露出した脳」などと
呼ばれています。
 
 
頭で説明できないような感覚を
肌がキャッチすることってありますよね。
 
 
「あの人とは肌が合わない」などという
言葉もあったりします。
 
 
 
 
今までマッサージを通して数千人という人の体を触って来ましたが、皮膚で多くのものを感じ取っているということは間違えなく言える事実だと感じています。
 
 
なので、どんな施術をするのかという以前に
施す側がどんな気持ちでそのマッサージを行うのか、という事がとても大切だと思うのです。
 
 
 
愛犬、きゃらを家族に迎えてから
ドッグマッサージの講座へもいくつか足を運ぶようになりましたが、様々な技術を学んでみて
 
 
私の場合、
ツボ系のものはどうしても思考先行になってしまい自分が深いリラクゼーションへと入っていく事ができなかったので、今の手技には取り入れていません。(流れでたまたま捉えていることは有るかも知れませんが、最初から狙ってはいないという意味です
 
 
それから、今までの経験(人での)で間違った施術によるトラブルも少なからず見てきたため、犬へのマッサージでは、骨の直接的アプローチや神経への押圧なども行いません。
 
 
あくまでもリラクゼーションで筋肉が緩み、リンパ液などの巡りが改善することでの効果、そして脳の疲れを癒すことを目的としたタッチングです。
 
 
しかし、これも今までの経験で
骨や神経を直接的にターゲットとしなくとも、筋肉が緩んだことで骨格の歪みや痛みが改善したなんてケースは数多く有りますウインク
 
 
お客様の中でも、
高齢で立てなくなってしまった愛犬の足を
毎日「ありがとね〜 ありがとね〜」と
優しく撫でていたら、
また歩けるようになったの!
なんて仰っていた方もいらっしゃいましたお願い素敵〜♪
 
 
どんな「技」をするのかではないのです。
 
どんな「気持ち」(精神状態)で施すのかがケアにおいては最も大切なことだと思います。
 
 
 
愛犬へのマッサージやタッチングは、決して治療ではないため、〝たった一度のケアで見違えるほど変わる!〟と謳えるものでは有りません。
 
 
あくまでも日々のプライマリーケア(健康増進)と愛犬と自分のリラクゼーションのため、
 
 
そして愛犬を愛おしみ  より深く繋がるためのコミニュケーションの位置付けだと私は考えています。
 
 
 
しかし、
 
 
愛情のこもった日々のケア(手当て)が、
 
時には  
キュア(治療)勝ることもあるビックリマークビックリマークビックリマーク
 
 
こともまた体験を通して実感していますほっこり
 
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ドッグホテルに来る子の中には時々環境の変化による緊張で皮筋がカチコチになっている子がいます。
そんな時はそっと手を置き 優しい呼吸を伝えリラックスしてもらいます。
 
 
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