起始…胸骨柄、第一肋骨
停止…底舌骨
停止…底舌骨
胸骨舌骨筋は、
咽頭拡大筋群の代表的な筋肉の1つです。
胸骨柄と第一肋骨に起こる
よく発達した帯状の筋で、
底舌骨に終わります。
頚部の正中線上で対側の
胸骨舌骨筋と合流し、
気管の腹側面を覆うように頭側に伸びます。
胸側から見た図です↓
作用
呼吸の際に気道を拡げる働きをします。
また首の屈曲や
口を開ける動き(開口運動)、
物を飲み込む動き(嚥下運動)
にも携わっています。
人の胸骨舌骨筋
上図のように、胸骨柄から舌骨に
縦に一直線に走る筋肉です。
舌骨とは、
舌骨は、他の骨と関節を持たず
喉元で上下左右から伸びた筋肉や靭帯に
支えられている独立した骨です。
犬や猫、鳥や魚にも存在します。
胸骨舌骨筋が収縮すると、
舌骨を下方へ引き下げます。
少しアゴを上げて唾をゴクリとすると
動いているのが確認できます。