暦の上では春とはいえ、
まだまだ寒さも感じるこの季節。
DogLuckでは、
関節が硬くなりやすいシニア犬の
ストレッチケアの前などに
ホットストーンを使った
温活ケアを取り入れています。
犬の表皮は人間の5分の1程度と薄いため
温度は人へのケアの時よりも
低めの設定でおこないますが、
それでも
ホットストーンで使用する玄武岩には
遠赤外線効果が有るので
次第に 私の手も体も、犬の体も足先も
ジワジワと温まってくるのです。
そうして、時にうっとりと目を細めて
小さなため息をもらしたりします。
その仕草がまた たまらなく愛おしい
もちろん私は獣医師ではないので、
「診断」や「医療行為」を
行うことはできません。
しかし、
飼い主様と同じ気持ちで
心を込めて手当て（ケア）をすることはできます。
「いい子だね」
「大好きだよ」
「痛いの痛いの飛んで行け〜」
なんて言葉をかけながら。
優しく優しく撫でたり
固い結び目を緩めるイメージで
硬くなっている箇所に
ゆらゆらと揺れを伝えたり
関節の動きをサポートしたり。
そんなひと時を共有できるのは、
むしろ
シッターだからこそだと思っています。
30分ほどの触れ合いの時間ですが、
次の日のお散歩では
歩行が少し楽になったように見えます。
でもね、
数日経てば
また元に戻ってしまうのです・・・
だからまたケアを行う、
その繰り返しです。
動画を撮らせて頂いたワンちゃんは
今年で15歳。
1日でも長く 自分の足で
お散歩を楽しんで欲しいと願いながら
今触れさせてもらっている
その時そのものが
掛け替えのない幸せな時間だなぁなんて
いつも思います
