2024年6月2日追記

1992年ベストアルバム10枚目

Black Sabbath/Dehumanizer
 
1.Computer God
2.After All (The Dead)
3.TV Crimes
4.Letters From Earth
5.Master Of Insanity
6.Time Machine
7.Sins Of The Father
8.Too Late
9.I
10.Buried Alive
 
イギリス🇬🇧出身、ヘヴィメタルバンドBlack Sabbathの16thアルバムです。ロニージェイムスディオとギーザバトラーとヴィニーアピスも復帰し81年Mob Rulesのメンバーで制作されました。
 
 
 
ロニーは自らのバンドDioに行き詰まりBlack Sabbathへヴィニーアピスと復帰。このメンツであれば古くからのファンなら80年作のHeaven and HellのパートⅡを期待してしまうのは分からなくもないですが、届けらた音はパートⅡではなく、ロニー曰く現代的なアプローチで作ろうとしたというモダンなヘヴィロックと70年代サバスが合体したサウンドでした。
 
 
 
まあ、そうなれば期待していたサウンドと違うので否の意見を言う人が当初は多かったようですが、しかし駄作評価で切り捨てられてしまうのはもったいない作品で、発売から32年が経過した今に聞いてみるとこれがめちゃめちゃ名盤じゃないですか!と思うのです。モダンと当時言われたサウンドも全然普通に聴こえるから不思議です。
 
 
 
日本では酷評からセールスはそこまでいかなかったようですが、アメリカでは前作でなし得なかったビルボード100位内にランクインしましたしイギリスも50位内に入ったので海外では一定の評価されたのではないでしょうか。ロニーが歌うBlack Sabbathへの人気の高さが窺えますね。
 
 
 
硬質でヘヴィなギターリフ、無機質を感じる乾いたドラムロール、うぬりまくるベースラインはカッコいいし、ロニーの歌声もまだまだ粘りのある歌声で素晴らしいです。6が映画に使われた曲でしたね、グランジの影響というよりももっと深い次元を彷徨うようなヘヴィなうぬりを感じますねー。
 
 
 
まあ、残念ながらロニーとアピスは脱退しちゃいますが😓再結成したDioがヘヴィネス思考を強めていくのを見ると、ロニーはモダンなサウンドに傾倒していったんでしょうね。素通りせずに是非、聴いてもらいたいBLACK SABBATHの名盤です。
 
 


Computer God

 

TV Crimes


Time Machine