※「韓国を観察してわかった!エゴのこと」は、一番最初の投稿から読んでいただいた方がわかりやすいと思います。

一番最初の投稿に行くにはこちらからどうぞ→「韓国を観察してわかった!エゴのこと ~はじめに~」





韓国や中国が反日教育をしていることは有名ですが、実はこの反日教育は日本の学校内でも平然と行われています。



 いわゆる、自虐史観というものがそれに当たります。



 私たちは「日本は悪いことをした」「悪い国だ」と繰り返し教え続けられました。

国の象徴である天皇陛下や皇室の存在意義は曖昧にしか教えられず、もちろん神社が存在している意味すら学校では教えられることはありません。


  事の始まりは1945年に遡ります。

第二次世界大戦に敗れた結果、日本の教育は一変しました。戦勝国である米国の意向を強く受け入れる必要がありました。

  確かに、軍国主義に傾きすぎた、あの時の教育が良かったとは思えません。しかし、日本は存在意義すらない程に、責め立てられる民族でもありません。

  とはいえ、負けてしまった以上、当時の日本には、戦勝国の意向に従うことしか残された道はありませんでした。



  結果、日本人は日本人の所以となる、天皇陛下のことも皇室のことも神社のことも曖昧な知識しか持ち合わせていないまま大人になっていきます。

 そもそも、ここで天皇と神社を一緒に語ることの意味が多くの日本人には理解されないでしょう。
だって、天皇が日本の神道の天辺に位置する存在だとは、どこでも教えられないことなのですから。


  そればかりではありません。日本人が日本に誇りを持てるような話を学校でされることはまずないでしょう。

  私の記憶においても然りです。

  私は義務教育の中で、何度も「日本は宗教を持たない劣等な民族だ」と教えられた記憶があります。私たちには古く長く続く、他国にも堂々と誇れる信仰(神道)があるのにも関わらず、それを素晴らしいと口にする先生は一人もいませんでした。

  そんな私は、つい最近まで皇室とイギリス王室は、同等のものだと思っていました。自分で調べ直したら、全く異質のものだとようやく理解できましたが、素直に教えられたことが真実だと思い込み続けていたら、きっと本当のことに気がつくことはなかったでしょう。

  私は、たまたま神社に興味をもったがために、いろいろ調べるようになり、その結果、皇室や天皇陛下、そして古事記へと興味が移っていき、学校では教えられなかった真実にたどり着きましたが、メディアで伝えられる情報だけに依存していたら、ここに辿り着くことはなかっただろうと思います。

そして戦後から70年が過ぎ去り、今生きている日本人のほとんどがこのような戦後教育を受けて育った人になりました。

素直な気持ちで教育を受け、日本で生きていれば、自然と国民の思想は日本を滅ぼす道に向かっていきます。

なぜなら、誰もがそれが正しいと思っているからです。

本来はなかったはずの歴史をも「あった」と認識している日本人は沢山います。


教育とはなんと恐ろしいものなのでしょう。
そして、洗脳とはなんと恐ろしいものなのでしょう。



 日本は自虐史観と呼ばれる反日思想を持ち合わせています。反日教育は、中韓だけで行われていることではありません。

だからこそ、中韓が提示し続ける捏造の歴史を、真実だと勘違いし続けることとなりました。
 


 国の内部から、国を滅ぼす芽が生まれてしまうことは、隣国が「反日」を掲げるよりも、面倒臭い事態を呼び起こします。

 自国のことに誇りを持てない、好きと思えないということは、自分のことも誇りに思えない、好きとは思えない事態を作り出します。

 日本のエゴが自虐的な要素において際立っているのは、そのためだと思います。自虐は自尊心を崩壊させ、エゴを増大させていきます。

 韓国と日本における反日教育は逆向きに展開されますが、一方では他国のせいにし、一方では自分を責めすぎた結果、エゴを増大させていきます。


日本と韓国は反日教育が施された国同士であることを、多くの日本人は認識する必要があると思います。