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 エゴはエゴの中で発生した思考や思いも「私」に主語をすり替えて、あたかも本人(あなた自身)が思っているように信じ込ませて日夜活動しています。

 まずは、エゴが「私たち自身」に成り代わっていることに気がつく事が大事です。

今まで「私」だと思っていたのは「エゴ」の作用によってであったことに気がついてください。


 「エゴ」はエゴ特有の思考パターンがあり、あなたに見せかけ活動しているだけで、あなた自身ではありません。

 私たちはエゴの活動によって生じる思考や思いも含めて自分の性格を定義していますが、定義すること自体がエゴが好むことであり、真実から遠ざけることです。

 「エゴ」と「本来の自分」が別物であると同じく、「エゴによって生じている行動パターンや性質(性格)」は「本来の自分」とは別物です。



 とはいえ、どうしてこのような事が成り立っているのか、不思議に思いませんか?

 エゴは本来の私たちに成り代わって行動しているのですが、なぜそれができるのかと言えば、私たちがほとんどの時間を無意識で生きているからです。

 

 どれだけ無意識に生きているかは、自分の頭の中に巡る思いを一日分だけでいいので書き出してみると分かると思います。

 自然に浮かんだ思いだけをとにかくメモしてみてください。

 あまりに矛盾した思いが横行していることに、あなたは驚くことになると思います。

 この矛盾の上に自分がいることが、無意識に生きていることであり、エゴが活動している証拠です。


 例えば、もっと給料がほしいと思いながら、会社の事が嫌いだと思っていたり。

 そうかと思えば、会社で認められる存在になりたいと思っていたり。

 だけど、会社で本領が発揮できないのは、上司のせいだと思っていたり。

 はたまた、結婚すれば、全て解決できるような気になったり。

 かと思えば、宝くじ屋の目の前を通って、3億当たったら全てがバラ色に変わる妄想をしてみたり。



(脳内の思考性は無意識の時に現れます)



 はい(笑)キリがないので、ここら辺でやめますが、エゴの思考に引っ張られると問題の本質が見えなくなり、外部的に焦点を当て、解決しようもない内容で解決を試みようとします。


 第二章の[呼応する天(光)のエネルギー]の項目で、「同居しようもない矛盾する願いを人は持ち合わせやすい」と書きましたが、それはこのことです。無意識のうちにエゴの思考に引っ張られているため、前にも後ろにも進まない停滞を経験してまうのです。



 一体、この例題の人の本質的な問題は何でしょうか。


 現状に満足していないということだけは、この文面からは分かりますが、本質的な問題は何一つ見えてきません。

 多くの人は、自分の抱えている本質的な問題を見抜きもせず、それによって生じた外界的な問題に悪態をつき不満をもらします。もちろん過去の私もそうでした。


 これこそが、エゴの狙いです。


本質的なことに気がつかれてしまうことは、エゴの意識が無くなることと同義です。それはエゴにとって死を意味しています。(実際エゴは正常化に戻るだけで、死んだりはしないのですが……)

 だからこそ、私たちが無意識でいる間に、辻褄の合わない矛盾だらけの思いを作り出し、論点をずらすようにします。


 「真」に気がつかれてしまっては、エゴが困るのです。
困るのはエゴであって、「私」ではありません。


 だから、エゴは環境や時代、そして人など、外の世界に問題あるように思考を促します。自分に問題はなく、外界に問題があるように見せかけますが、ここに大きな矛盾が潜んでいることに気がついてください。



 「問題を感じているのは自分」であるということを。


 
 問題を自らが生み出していることに気がつき、どうして自分の心がここに問題を感じているのかを自分と向き合って考えることが必要です。


 私たちは、行動によって問題を解決することに重きを置きがちですが、その行動自体がエゴの思惑にはまっています。

 先に記したとおり、エゴは常に論点をすり替え、外に問題があるように見せかけます。そして行動を促すのです。

 
 大事なのは行動ではありません。「なぜ?」を考えることです。

 「なぜ?自分はこんな思いを抱いているのか?」を真剣に考えることです。
 
 それがエゴとあなたが同一化している構図を切り離す作業になります。


 「なぜ?」を考えた結果、問題の発端を人や環境や時代のせいだとするのならば、あなたはまだエゴの支配下、エゴ思考の中で考えています。


 問題なのは「あなたの中でどうしてこのような思いが生まれてしまうのか」ということです。

 問題は私たち自身の中に必ずあるのです。



 そこにようやく気がついた時、問題は自分の中にあったことに気がついた時、きっとあなたはまた驚くことになるでしょう。

 自分が表向きに問題だと思っていたことと、自分の中にあった不満の種が全く畑違いの問題なことに気がついて驚くことになると思います。


ただ、注意してほしいことがあります。」

初めてエゴと向き合う段階で、家族や恋人、仕事やお金など「あなたと密接な関係値にある問題」や「本当は自分とは関係のない時事問題」に目を向けると、より大きなエゴの力にあなたが降伏することになってしまうので、気をつけてください。

 どんな問題が最初に試すに相応しいかは、追って話すことにします。

 現段階では、無意識で生活している時間帯において、エゴが激しく活動していることを頭に留めておいてください。


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