他県もそんか感じかも知れんけど、我が岐阜市にも、県立図書館と市立図書館があるんやね。
市立図書館は元は柳ヶ瀬近くにひっそりとあって、ほとんど行った事が無かったのが、数年前に移転して、なんやら建物ばっかやけに立派で、全く図書館らしくない別物になってまって。
県立図書館は元は岐阜公園にあって、中高生の頃はよく行っとって、その後に紡績工場跡地に移転して、今もたまに利用しとる。
あ、余談やけど、岐阜は紡績工場跡地の施設多いよね。マーサとかモレラもそうやったはずやし。この県立図書館も県立美術館も市立科学館もそうやね。
さて、そんな二つの図書館。
市立図書館は、上で書いたように図書館と言うより複合施設みたいになっとって、肝心の図書館スペースも、子供が走り回るような落ち着かん場所になってまって、どうにもこうにも。
そこいくと、県立図書館は、ホールやレストランも併設されとるものの、肝心の図書館スペースは昔ながらの静寂が保たれて、実に落ち着ける本来の図書館やから、今でも大好きな場所。
やっぱり「らしさ」ってのは大事やと思うし「本分」てのは守られんとあかんと思うんや。