もう知っているは盲点だった！？

幸運なことにヨガが好きなうえにそのヨガを指導させていただいています。

ではそのヨガクラスに来るのはどんな人か？

会社であれば　ある一定の年代の方々２４－６５歳くらいが一般的かもしれません。

しかしヨガクラスににご参加される方には決まった年代はありません。

もちろん開催される時間によって偏りはありますが、いくつのかたでもご参加いただいています。

そして男女も関係ありません。会社では役職をお持ちの方もいれば、学生さんもいらっしゃいます。

なので日々いろーーーーーーーーーーんな方と接することができる面白いお仕事です。

中には傲慢な方もいれば、仏のようにおだやかな方もいらっしゃいます。

しかしながらご自分では気づいていないのがまた面白いところ

そんな中、同じ話をしても理解できる方とできない方がいるのはどういう違いなんだろう？

なんてことに視点を向けてみました。

そしていろんな方とお話しして気づいたことは

「もう知っている」という見解

私たちは過去の経験や知識によって形成されているとする時

知らないことが起こった時にどうするのか？

１、知っている自分の近しい経験や知識と結びつける

２、新しい知らないこととして受け入れる

この違いがその先の大きな変化へとつながっていくのです。

ヨガは５０００年の歴史があるからこそ、わからなくても当然なのです。

１の知っている自分の近しい経験や知識と結びつけた時

「私は○○が固いから、」「これってこういうことですよね？」

とおっしゃる方が多いのです。

しかしながらヨガの見解からお答えすると

全然違います。

そう。じぇんじぇんちがう　のです。

２の新しい知らないこととして受け入れた時

「全然わからなかったけど、とにかくやってみたら、身体が軽い！」「いつもあった痛みがない！」

といったことをおっしゃいます。

今お読みの皆さんはどちらに当てはまりますか？

私も一人のヨガ生としてどちらかな？

と書いていて自問しているところ。

ヨガを始める前よりは２になってきたけども、まだまだ１が出しゃばってくる時もあります。

これから先の自分という人間が幸せに過ごせるかはこの選択が少なからずあるのではないでしょうか？

例えば「先生」とか「教授」なんて呼ばれる方々は

知っていないとダメという想いから１を選ぶ方が多いような。

結果、どんなに練習しても変わらず傲慢な考えをもったまま。

言い換えれば頭が固いという状態。

例えば「自分のことは自分が一番よくわかっている」

ということをおっしゃる方がいらっしゃいますが、

だいたいその方の表情は、とても悲しそう。

自分のことが一番わかるのであれば、自分を幸せにする方法だってわかっているはずでしょう？

自分の体の痛みや心の痛みの取り方もわかっているはずでしょう？

そもそも自分を傷つけるような使い方や考え方だってしないはずでしょう？

どこかしらに痛みがあるのであれば、わかっていない　ということを受け入れてみてはいかがでしょうか？

わかっていないからといって誰もあなたのことを責めないし怒らないから。

そうすると行動が変わります。

わかっていないからといって自信をなくすわけではなくて、

まだ知らないだけ。

では学ばせていただこう

と頭を下げて謙虚になってくる。

そういう方はとってもやさしい表情でよく笑います。

いろんな方と出会う中で、私も謙虚で学び続けるおばあちゃんになっていきたいなって思います。

ヨガは５０００年の歴史があるから。

指導者としてでもなく、

知っているからと学びを深めることをやめず

ただ自分のために

自分の思考を解剖してみませんか？

ヨガは自分を知る大きな学びです。

知れば知るほど自分を幸せにできるから

４月１５日月曜日

“予防医学としてのヨガ”
9:30-11:30　座･哲学講座“マスター・スダカーのヨガ解剖学”
12:15-16:15　ヨガのセラピー的な練習法の基礎　半日講座

yurina

NEW イベント情報！！

GWスペシャル！！あのヴィヤガラーサナフローが中級編として登場！

どんな内容なのかしら

GWが充実することはまちがいなし

6月２２日土曜日

9:30-11:30 ハタヨガの真髄

12:15-16:15 ハタヨガプラクティス84

全てのアサナの基本となる、効能の高い古典ヨガアサナ84に焦点を置き、アサナに至る練習法を伝授いたします。マスター・スダカー自身が「99％プラクティス、講義は1％のみ」と断言する”ハタヨガプラクティス84　byマスター・スダカー”は数年前一世を風靡したアサナクリニック同様アサナに特化した半日講座。
毎回前屈後屈にひねりやバランス、逆転を織り交ぜた古典アサナとハタヨガの練習に特化したヨガ生の為のヨガ生ならではの一日を、アジアで一番予約が取りにくい”指導者の為の指導者“と称されるマスター・スダカーから学ぶ貴重にして稀少な機会をお見逃しなく。