腸瘻造設手術からもう少しで1ヶ月。


退院後の旦那の様子と言えば全身麻酔の後遺症からか自力で痰が上手く出せず吸引機での吸引の頻度が凄かった。

1日中、目が離せなかった。


加えて発熱を繰り返していた。


腸瘻造設の手術はいくら簡単と言えども
手術をして3日後の退院…。



長い闘病生活で体力の無い旦那にはかなりのダメージだろうなと思っていた。



当初から私たちの訪問医も腸瘻造設手術から日が浅くての退院は心配だろうからと訪問医の所属系列病院への転院まで考えてくれていたのに…コロナ感染者が出た為に立ち消えてしまい自宅に戻るしか無かった。


しかしながら退院当日から訪問医の往診は1日の中でも複数回来て下さったり血液検査、血液検査の結果、携帯エコー検査を駆使されて私たちは訪問医に守られて過ごせた。


私たちの訪問医は女医さん。


私は自分の病気や怪我、両親の事での医療経験から女医とは全て馬が合わなかった。


時には診察時の横柄な態度がどうしても許せず病院にクレームをする程、女医と言う人を信用していなかった。


そんな流れからの旦那の訪問診療だったけれど、私たちの訪問医の女医さんは凄い人だった!


私たちのスーパードクター‼︎


先生は女性ならではの気遣いにとても長けていて事細かく周りを見てくれていて旦那の事はもちろん、介護をしている私の気持ちもとても大切にして下さっている。



携帯エコーでの内臓診察etc、血液検査はもちろんの事、結果次第のスピード治療や手当て。


少し前の旦那の足の爪の化膿からの抜爪、褥瘡になりかけの傷の手当てなど。


先生は泌尿器科が専門。
とてもおっとりした印象の方だけどテキパキしていて、いつも的確。
同行の看護師さんへの指示は厳しい時もあったり。


今回の腸瘻造設の手術入院を入院一本にしてもらった事も先生が医大へかなり掛け合ってくれたと聞いていて私たちの為にこんなに一生懸命動いてくださる事に感謝しかない。



最近になって旦那の痰の多さもやっと落ち着いて来て、熱も出なくなり入院前の体調に近づいている。


これからの旦那の事も先生が付いていて下さる限り在宅で頑張っていきたい。