シンガポールの新星、Charlie Lim(チャーリー・リム)にインタビュー | 岡村有里子オフィシャルブログ

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今年のサマーソニックの初日にかなり長い時間を過ごしたステージは、マリンステージのすぐ横に設置された「Billboard JAPAN STAGE」。

 

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特に楽しみにしていたライヴのひとつは、シンガポールのシンガー・ソングライター、Charlie Lim(チャーリー・リム)でした。

 

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今回、サマソニ前に彼にインタビューさせていただくことができました!

 

Billboard JAPAN(ビルボードジャパン)に掲載されていますので、お時間のある時に読んで頂けたら嬉しいです。

 

コチラ

 

ここでは、記事に掲載しきれなかったインタビューの一部をご紹介しますので、是非合わせてお楽しみください!

 

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★私が初めてCharlie Limのライヴを観たのは2016年12月でしたが、それよりも前、彼が初めて日本でライヴで行った時のことを話してくださいました。

 

2012年に5〜6ヶ所のライヴハウスをまわるツアーを行いました。計3つのバンドが出演していて、僕たちの後に出演した40代半ば位の方たちのバンドが、スピードの競泳用水着を着てハードロックを演奏していたのには軽いカルチャーショックを受けましたが、とても楽しい思い出です(笑)。

 

★記事の中で、影響を受けたアーティストのことも話してくださっていますが、「人生を変えた音楽」とは?

 

ジェフ・バックリィのアルバム『グレース』です。「Hallelujah」が一番有名でサントラにも使われていますが、オリジナルじゃなくて、彼のカバー・バージョンもよくカバーされていますね。このアルバムによって、自分の中にあったいろいろなことが解き放たれました。アルバム収録曲の「Lover, You Should’ve Come Over」は、アレンジも、演奏も曲も本当に素晴らしいと思います。自分の原点と言える作品です。

 

★日本語バージョンのMVが公開されているニュー・シングル「Welcome Home」については、こんな風に話してくれました。

 

ここ最近の数作とはかなり雰囲気が違うものに仕上がっています。これまでに自分が作ったMVを引用して、ふざけているような内容です。なので、前のMVを観てから新しいのをご覧ください。日本の皆さんに、楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

 

★アルバムのサウンドがものすごく細かい部分まで作り込まれている気がするのですが、アルバム制作とライヴではどのような差があるのでしょうか。

 

ライヴのアレンジに関していえば、更に細かいところまでこだわっているかもしれません。なぜなら、可能性が無限にあるからです。コンピューターではなく、それぞれのキャラクターや音楽へのアプローチの仕方がある、人同士のやりとりになりますからね。ありがたいことにとても良いバンド・メンバーに恵まれています。レコーディングした音源をライヴでどのように表現するかというのはまた別物で、その作業がとても好きです。元々パフォーマンスから入ったので、パフォーマンスしているのが一番楽しいですね。

 

★前回の一人でのライヴを観てすっかり心を奪われた私ですが、今回のフルバンドでのライヴはまた雰囲気が違って、これまた素晴らしい、「プロ集団」によるライヴ・パフォーマンスでした(ちなみに、オルガンを弾いていた方はシンガポールでも有名なジャズ・ミュージシャンだそうです)。

 

音楽への愛情、こだわりがとても強く、ちゃんと自分のことや自分の状況を第三者的な視点でもしっかり俯瞰しているような、すごく地に足が着いた方だと、お話ししていて感じました。

 

ニュー・アルバムと再来日が楽しみでなりません!

 

 

 

 

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