ゆりかもめのつぶやき(アスペルガー症候群とモラルハラスメント)

現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1343 より

[1] いま話題「アスペルガー症候群(発達障害)」の東大生たち

抜群の記憶力、でも空気が読めない

「人の気持ちがわからない、ということに気づいたのは中学生の時です。それまでは『他人の気持ち』というもの自体考えたことがなかった」と、その小柄な女性は静かな喫茶店にしては少し大きい声で抑揚なく話す。今春、東京大学文学部を卒業して、現在は都内に勤務する彼女は簡易チェックの結果を見て言った。

「私はアスペルガー症候群で間違いないようですね」

アスペルガー症候群は、発達障害の一種で、簡単に言えば、知的障害のない自閉症のこと。言語面で遅れはないが、人の気持ちを理解できない、空気が読めない、興味のあることに強く執着する、といった特徴を持つ。300人に1人の割合で存在し、男女比で言えば9対1と、男性に圧倒的に多い。

実はいま、東京大学には、この女性のようなアスペルガー症候群の学生が増えているという。国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科医長の宮尾益知氏はこう話す。

「成績だけで選んでいる以上、東大は日本一アスペルガー症候群の子が集まりやすい大学だと思います。アスペルガー症候群の人は、記憶力に優れているので、一般に勉強がよくできます。受験勉強で必要なのは、『無意味記憶』。日本の歴代首相の順番など、意味のない事柄の暗記には普通苦労しますが、アスペルガーの人はそれが苦じゃない。映像で覚えてしまうからです。

事実、東大のキャンパスではそうしたアスペルガーらしき人物の話を数多く聞くことができる。「基本的には無口なのに、あるテレビゲームの話になると、メリハリなく延々としゃべり続ける奴がいました。みんなが嫌な顔をしていても平気なんです」(文学部4年男子)

「講義の最中に堂々とイヤホンをつけて鼻歌を歌っている奴をみたことがあります。先生にも普通に聞こえるくらいの声量だったので、『歌ってるのは誰だ』って怒られたんです。でも彼はイヤホンは外したんですが、何を怒られたかわからないって顔をしていた。しばらくしたら小声でまた歌い始めたんでびっくりしました」(教養学部2年男子)

「思ったことをそのまま友達に言う奴がいますね。『お前嫌い』とか、女子に『太ったね』とか。無表情で言うから笑えないし、何がしたいのかわからない」(教養学部2年男子)

福島学院大学大学院教授で心療内科医の星野仁彦氏によれば、このような学生は、偏差値の高い学校に行けば行くほど多いという。

「一方的に話す、人の話を聞かない、ルールに厳格、失礼なことを平気で言う、というのはアスペルガー症候群によく見られる症状です。こういう子は偏差値の高い学校に多い」

☆もはや違和感なし

では具体的に東大内には、どれくらいの割合で存在するのか。統計は存在せず、東京大学新聞もリサーチを試みたが、データは取れずじまいだった。東大生の声を集めた。

「東大には、アスペルガー的な人があまりに多いので、『お前アスペじゃね?』という冗談が流行っています。僕の感覚だと、最低でも10人に1人は確実にいます。特に法学部に多い印象です」(経済学部3年男子)

「僕はアスペルガーという言葉を知らなかったんですが、今お話を聞く限り研究室の半分とは言わなくても、4割くらいはそんな奴ですよ。みんなそうなので、もはや違和感を感じません」(工学部4年男子)

「1・2年時の文科Ⅲ類のクラスで言えば、計24人のうち、簡易チェックをやらせてアスペルガーだと判定されたのが3人、チェックはしていないけどそれっぽい、という人が2人いました」(文学部3年男子)

平均では300人に1人のはずが、東大生の体感では1割や4割という数字になる。東京大学は10月1日、発達障害のある学生のための相談室「コミュニケーションサポートルーム」を開設。発達障害の若者のための大学体験を支援する「DO-IT Japan」を主宰する東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授はこう漏らす。

「アスペルガー症候群の特性を活かしたからこそ合格できた、という人もいる。彼らはひとつのことに集中することができますから。環境さえよければ適応できるので、大学教授になって活躍している人もいます」

[3] 「東大なのに」就職試験に受からない人たち

こんなはずではなかった

東大生の就職支援などを行うジョブウェブ代表の佐藤孝治氏は、「東大生は2種類に分けられる」と言う。

「小学生のときから高校の教科書がわかるような天才タイプと、頑張って受験勉強して東大に合格した秀才タイプです。天才型は企業から引っ張りだこ、秀才型が就職で苦戦しています。就活本を読み漁って、『奇をてらえ』『企業の痛いところを指摘しろ』なんてポイントだけを鵜呑みにして、面接でびっくりするような行動に出る人が多いんです」

ただこれ以上にやっかいなのが、次のようなプライド全開な東大生たちだ。

証券会社の面接会場に現れた東大法学部3年生は、スーツでなく、ジーパンにシャツ姿。大股を広げて、イスにどかっと座る。志望動機を聞くと、「僕はあなたの会社を志望してはいません。採用して頂けるなら、入ってもいいと思っています」と話す。面接官が怒りをおさえて、「東大だからって採用することはないよ」と伝えると、「あなたは東大卒なんですか。東大卒じゃない人にそんなこと言われたくないよ!」と逆ギレされたという。

銀行、マスコミ、広告代理店など30社ほどにエントリーしたが全敗。2年連続で就活に失敗し、司法試験に路線変更したという文学部卒業生も、自らの面接体験を、こう総括する。

「就活の一次面接で落とされるなんて考えたこともなかった。僕は予備校の全国模試で上位に入ったこともあるし、大学では論文を高く評価されたこともある。それを東大卒じゃない普通のサラリーマンに『不採用』なんて評価を下される。もっと頭のいい人なら僕の良さをわかってくれたと思うと、今でも腹が立ちますよ」

いまや東大生だからといって、企業は無条件で採ってはくれない。前出・佐藤氏はこう語る。

「いつもほめられて育った東大生の中には、就職試験で落ちても『どこか採用してくれるはず』と反省しない人がいます。民間企業への就職は、頭の良さだけでは決まらない。早くそのことを学ぶべきなんですが」
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私の印象では、アスペルガーには2種類のタイプがいて、
一見なにも問題がなく、穏やかで、優秀なタイプの高機能アスペルガーは、らしく振舞う能力が高く、本人の中で対人関係がマニュアル化していて、決まった場面では、それらしく立派に振る舞えるが、ストレスが溜まっていて、家族やパートナーに当たり散らしたり、マニュアルにない場面に遭遇すると、パニックを起こして、フリーズしたり、爆発したり、解離性遁走を起こしたりするように思います。
※現役京大生で岡田先生のクリニックに通っている方とメールでお話したことがあります。アスペルガー積極奇異型の診断が下りているそうです。根は良い人なんですけどね。つい不適切な言動をしてしまい落ち込んでいました。どうもお祖父様がルーツのようでした。お祖父様は暴君ですが、社会的には大成功されていて、お陰で生活に困る事はなさそうでした。


また、カサンドラを抱えていらっしゃるかたとも交流させて頂きましたが、医師をはじめ、士業や会社社長の地位の方が多いように感じました。外見は立派だけど、家庭内で問題を抱えている方が多いと感じました。妻が病気で苦しんでいるのを見て笑ったり。自分の食事のことしか考えてなかったり。

一方、そこまで、社会性のスキルを持たないアスペルガーは、
勉強だけは、こだわりや過集中や異常な記憶力などから、高い評価を受けるものの、(もともとアスペは、プライドが高い人が多く、自分が絶対に正しいと主張し、他人をボロクソにこき下ろすところがあり、協調性に著しく欠ける特徴がありますが、)
らしく振舞うスキルを身につけなかった人は、社会に出た途端にはじかれてしまうのかもしれません。ただ、IT業界などでは、協調性などのスキルはあまり要求されないところもあり、社会性のスキルが高くなくても、評価されるようですので、比較的適応しやすいかもしれません。
専門性の高い、学者、医者、法曹会なども、成績さえよければ、協調性や人格は問われない傾向がありそうなので、向いている=多いように思います。

夫のモラハラで苦労している人たちの話を聞くと、社会的地位が高く、外面と内面が全く違う、相手に感情があることを理解しないような、背景にアスペや自己正当型ADHDを感じさせる人も多いと感じます。

私の夫の弟は、東大物理出身です。(うちの夫は一橋大学受験に失敗し、経済系の大学に行きました。)彼曰く、「東大には変な奴だらけだった。」そうです。(心の声:おまえもな~。)東京から離れた、まわりにあまり建物や人が住んでいない場所にある、大企業の研究室(IT関係)に就職し、歩いて通える、寮→社宅→高層マンションの最上階の角部屋に住んで、ワーカーホリック気味で趣味はバードウォッチングとか。
仕事は、フレックスタイム、白い上っ張りを着るので、中は何を着ていてもOK。どこに行くにもリュック愛用。ずいぶん長いことスーツを持っていなかったようでした。隣の人と話すのもメールを使い、基本誰とも会話しないような職場のようです。

結婚は、遅めで、同じ研究室の女性。子供は無し。
奥さんとは、基本的に会話なし。マンションの購入についても、奥さんへの相談は一切なかったそうです。奥さんの方は、仕事も続け、クラシック音楽の演奏を趣味にしており、仲間と交流しているそうで、それなりに充実した生活を送っているようです。

夫の方は、家での食事にこだわり、どんな用事であっても、泊りがけでの外出は許さないそうです。うちの夫のことで、彼女にぐちをこぼしたら、「うちとおんなじじゃん!」と驚いていました。私の方こそ驚きました。外から見る分には、理想的な夫婦に見えていましたから。
ただ、うちとは違って、借金はないし、子供もいないし、離婚するのも面倒だから。と言っていました。今後退職して、家にいるようになると、どうなるのかは分かりませんが。