こんにちは
江古田栄町・新桜台のピアノ教室「テアトロ・ドルチェ・ジーリョ」、通称ゆり劇場の早川揺理です
昨日からようやくお日様が出てくれましたが…暑いですね
湿度MAX、ザ・日本の夏
でも
今年は、私が通っている江古田の美容院Clotho(クロト)の縮毛矯正パーマをかけているので、この湿度のなかでも髪は広がらずサラサラつやつやです
そんなちっぽけなことでも、ストレスがひとつなくなるのは幸せですよ
昨日は、イタリア🇮🇹のヴィオリスト ディエゴさんが合わせに来てくださいました🎻
これは以前に撮った写真⬆️
そして昨日の写真📷
ナニか違うのがわかりますか
ディエゴさんはヴィオラ弾きで、1枚目はヴィオラ、2枚目はヴァイオリンを弾いています
昨日はヴァイオリンを使って教えるお仕事だったそうで、そのままヴァイオリンだけを持って来てくださいました。
もちろん小さい頃にヴァイオリンから習い始めたのですが、大きくなってからヴィオラに転向し、ヴァイオリンをピアノと合わせるのは実に30年以上ぶりぐらいだと言っていました
普段はもうヴァイオリンは弾かなくて慣れないので、弾きやすい曲を合わせたいという事で、バッハの協奏曲、ヴィヴァルディやヘンデルのソナタ、パガニーニの♪カンタービレ という曲を一緒に弾いてみました🎹🎻
どれも40年ぶりに弾く
との事で、ディエゴさんの歴史に触れられて光栄です
ディエゴさんはスイスのルガーノのオーケストラでも弾いていらしたのですが、そこには私の大好きなイタリアの巨匠ピアニスト、ミケランジェリが当時住んでいて、ご兄弟とふざけて夜にミケランジェリの家まで行ってみた、なんていう思い出も教えてもらいました
灯りが点いていたからきっとそこにミケランジェリがいたと思う
ですって
ですってほかにも、オーケストラとの共演で、フリードリヒ・グルダや、レオナルド・ゲルバーと一緒に演奏したというお話など聞いて
ディエゴさん曰く、グルダもゲルバーも精神的には病んでたね、と
グルダはブラジリアンな帽子を被って演奏する姿が印象的だし、ゲルバーは(男性ですが)お化粧していることで有名でした
天才は、凡人には理解できないものを抱えているのでしょうね
昨日の合わせで1番印象的だったのは、パガニーニの♪カンタービレ の和声が、ヴィルディのオペラのそれを思わせるものだったこと
厳密に言えば、ヴィルディの方が年下なので、ヴィルディがパガニーニの影響を受けているのかもしれませんが…
イタリアのオペラ王ヴィルディの和声を思わせるものだったことで、パガニーニってイタリア人🇮🇹だったね、と気付かせてくれました
ディエゴさんによると、パガニーニは本当はオペラを書きたかったけれど、ロッシーニに「キミはヴァイオリン曲だけ書いていればよろしい」と反対されたそうです
」と反対されたそうです
この♪カンタービレ は、名前の通りに本当に美しく歌われるメロディだったので、きっと素晴らしいアリアが書けたのではと思います
ロッシーニは商売敵を作らないよう、うまく説得したのでしょうね
これからも、そんなお話をイタリア語でしつつ、ディエゴさんとレパートリーを増やしていくのが楽しみです🎻
テアトロ・ドルチェ・ジーリョ
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