こんにちは


江古田栄町 新桜台のピアノ教室「テアトロ・ドルチェ・ジーリョ」、通称ゆり劇場の早川揺理です


昨日は日本クラシック音楽コンクール、声楽部門の全国大会が 大泉学園ゆめりあホールで行われ、私も伴奏で参加してきました


鹿児島国際大学で教えていらっしゃるドイツのテノール、ウーヴェ・ハイルマン先生のお弟子さんの伴奏でしたが、昨年初めて 全日本学生音楽コンクールの本選会でも伴奏させてもらったご縁で、今回もご連絡をいただきました


この日本クラシック音楽コンクールというのは、全国の色んな地域で予選から始まり、そこから更に本選でも審査を受けて、昨日の全国大会までは数名しか進めないという なかなか厳しいコンクールです。


そのお弟子くん、日曜には鹿児島で大学が開催する、バッハのクリスマスオラトリオの本番で歌った後にその足で上京、というハードなスケジュールでしたが、昨日の本番前の合わせでは、一年間の頑張りがよくわかる 声の成長を聴かせてくれました。


しかも選曲が

バッハ「マタイ受難曲」より
"Komm,süßes Kreuz 来たれ 甘き十字架よ"

コルンゴルト「死の都」より
"Mein Sehnen,mein Wähnen 私の憧れ、私の幻"

という、どちらもとても表現が難しい曲でしたが、とても音楽を作り込んでいて、弾いている私が引き込まれるようでした


私も、ハイルマン先生の元ではもう6,7年伴奏させてもらっているので、先生が求める音楽をよく理解しているつもりです



昨日のホールは、1/19のゆり劇場の会場でもある ゆめりあホール


ゆめりあホールでは、この4月からピアノが新しくなったのですが、ゆり劇場の前に そのピアノを弾いてみることができたのは、私としてもラッキーでした


以前のピアノより、強弱のコントロールがつけやすいと、本番を弾きながら 少し嬉しくなったりして…


本番でも お弟子くんは、堂々と音楽に集中して、最後のピアニッシモ(弱音)を綺麗に伸ばし、私もそれに合った繊細なタッチを楽しむことができました


でも


審査結果は…1点差で入賞は逃してしまいました…


私は、審査員の先生がマタイ受難曲を知らないのではないかと思いました


日本のコンクールと、ヨーロッパのコンクールとでは、声楽も器楽も、好まれる音楽が全く違いますからね…外国の先生のお弟子が 日本のコンクールで受賞するのは難しいのかもしれませんね


お弟子くんの頑張りに反した結果に、私もガッカリでしたが、そのお弟子くん、将来のために この冬にドイツにまずは下調べに行くのだそうで🇩🇪

日本にとどまらず、世界に出て行ってもらいたいですね







テアトロ・ドルチェ・ジーリョ
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