男たちのサラダ記念日
サラダ倶楽部
「サラダ記念日」へのアンサーソング(?)として男たちが送った、サラダ記念日。
こちらも母からの断捨離ギフトということで有難く読んでみました
やっぱり万智先生ほどのさっぱりリズミカルさはではないけれど、
スキだった詩を残していきます
◆おしゃれで力強い表現が多かった◆
歯ブラシが2本向いてるこちら側今夜も来るかなと話しかけ
盗み見る君の姿恋しくて用もないのに廊下を行きき
ゴシゴシと消しゴムで消す片思いきれいに消えないくすぶり傷い
どこまでもついて行きたいとこもある”愛があれば”と条件つきで
「気が強い女は嫌い」と君が言いうつむいている私は獅子座
大ぶりのカフェオレカップでクロワッサン四畳半でもこころはパリよ
ひとりのむバドワイザーの苦さかな故郷の君を思う一瞬
ダイキリを砂糖抜きで飲むなんてヘミングウェイを気取っているの
脱ぎ捨てた赤いヒールを手にさげて歩いてみたい夜の噴水