寝台特急サンライズ瀬戸で行く、香川・福山の旅 4日目岡山〜高松〜東京

の続き。

5日間に渡る、香川〜岡山〜福山をウロチョロする旅も最終日。

マリンライナーのグリーン車で悠々と岡山駅に向かい、

晴れの国・岡山に19:03到着。

帰りは岡山駅からサンライズに乗車するので、

時間までお土産を買って駅前の飲み屋でひとり飲みの予定。

駅構内のお土産屋さんで友人用のお土産と自分用の美味しそうなものを購入して、

現地の知人おすすめの居酒屋に向かおうとしたところで、
そういえば、と立ち止まる。

岡山から乗って、シャワーカードって買えるのか…？

平日ならともかく、この日は日曜。
販売数に限りのあるシャワーカードが、香川からの乗客で売り切れてしまう可能性も十分ある。

先ほどマリンライナー内でお寿司を食べたおかげで、おなかはそこそこ満たされているし、
岡山までは乗り放題の切符もある。

ということで、岡山まで来たにも関わらず、また高松へ移動。

この駅名標を見るのも何度目だろう…
さぬきうどん駅に到着すると、すでに東京行きのサンライズ瀬戸がホームに。

高松駅に隣接しているスーパーで食料と飲み物を購入して、
帰りのサンライズ瀬戸に乗車。

帰りはシングルの2階個室。

残念ながら星空は期待できそうにない天候だったけれど、
シングルの2階部屋は窓が天井まで湾曲しているため、1階よりも広く感じて居心地が良い。

巡回してきた車掌さんに、岡山-東京間の乗車券&寝台券と、香川岡山休日パスを見せ、
この組み合わせなら高松からの追加料金は生じないことを確認。

早速、シャワーカードを購入して、混み合ってくる前にシャワールームへ。

シャワーを浴び始めたあたりで高松駅を発車したため、よろけながらもシャワーを浴びて自室へ。

日曜なので混んでいるかと思いきや、意外と人がいないロビースペース。

格安で移動できるノビノビ座席にもまだ靴が少ない。

軽く車内を散策して自室に戻り、晩酌開始。

はー！動き回って汗を流した後の一杯は最高！

ゆるゆるぐだぐだの格好で、ライトアップされた明石海峡大橋を眺めながら一杯やれる幸せ。

翌朝は車窓から日の出が見られることを祈って就寝。

そして、やっちまった翌朝。

空が明るくなれば目が覚めるだろうと、アラームをセットせずに寝た結果。
「おはようございます。あと約20分で横浜に到着します。」
の車内アナウンスで起床。

サンライズで熟睡してしまい、サンがライズするところを見逃すというまさかの事態！

旅先では眠りが浅くなりがちで、これまで寝台列車や夜行フェリーでちゃんと眠れたことがないのに…！

慌てて身支度を整えているうちに、

見慣れた電車が近くの線路を走るようになり…

あっという間に大都会・東京に到着。