with3月号にて担当しました

バレンタイン企画web転載第二弾、

素敵なあの人がおすすめする

バレンタインギフト。

チョコのみにあらず。男性宛のみにあらず。

ぜひお楽しみくださいませ。

 

 

2月1日(月)

禰津子の着物を着て寝た娘は、明け方

苦しそうに呻いてベッドを蹴っ飛ばしている。

禰津子の着物は明らかに寝苦しそう。

と、本人に何度も伝えているのだが

たびたびこれを着て寝たいという。

赤ちゃんの時のようにお腹の上に抱っこすると、

呻きは突如収まって寝落ちた。

まだやっぱり私の体の一部のように。

もう赤ちゃんの匂いはしないけれど、

寝息の音は格別。今日で5歳だけど。

すべすべの踵も格別。

 

眠いけど起きる。

「人は横たわれば眠り、体を起こせば目覚める」

と思っている。

瞬きをするセルロイド人形のように。

特に朝は理屈抜きで、

そういう法則だと考えることにしている。

起きたいならまず上半身を起こすべし。

 

Clubhouseは、5時コージさんと

「4時起き」著者の池田さんのルーム。

早起きの楽しみ方について聞きながら原稿。

でも私の脳みそは相変わらず1個しかないので

耳と手で違うワードを解することができず、

クラブハウスを退出してひとり部屋に戻る。

 

朝から娘がなかなか支度をしなくて

何度も「ご飯食べて」「お着替えして」と

言い続けていた。

保育園に行く前、連絡帳を書いていたら

「梨央も書かなきゃ」とペンをとり

「ママが朝からずっとうっとおしいです、

 できた!」とクスクス笑っている。続けて

「うっとおしいママに、

 今日もプレゼントをもらいたいです」

と書いているらしい。

私は母に、そんなふうに愛らしく率直に

文句を言うことができなかった。

親子のコミュニケーションを、

遅まきながら彼女に学ぶ。

もう母は死んでしまったけれど、

代は代わってしまったけれど、

とにかく私がそれを知らずに死ぬ前に、

彼女に会えてよかった。

娘の誕生日は亡くなった祖母の誕生日と同じで、

だから命がぐるぐる回っているのかもしれない、

と思う。

 

登園前にふと見たFBで

うちと同級生の娘さんをもつ友人が

ランドセル選びで困っているという投稿が。

よもや!やっと5歳を迎えたと思ったら

もうラン活が始まっていたとは!

彼女のタイムラインによると、

6月ごろにはもう、欲しい色は

売り切れていることも多いらしい。

よもやよもや。恐ろしや。

うちも、ちょっと動き始めなくては。

 

電話ミーティングを1本終えて

原稿入稿を1本終えて

また電話ミーティングを1本終えて

また原稿入稿を1本終えて

またまた電話ミーティング。

というダブルサンドイッチの1日。

 

4時、急いで片付けをして保育園へ。

今日は早お迎え。

そうだ「うっとおしいママ」からの

プレゼントを用意しなくては。

先日プラザでもらったおまけの

ネイルシールに手紙をつける。

こういう雑貨が大事。

 

今日の花はピンクに。

 

明るいうちにお迎えに行ったので

娘は嬉しそう。

保育園ではみんなに、

おめでとうと言われたらしい。

でも今日の早帰りの理由は誕生日とは関係なく、

取材の時間がお迎え時間と被ってしまったから。

大急ぎで帰宅して、家でオンライン取材。

娘は横でヘッドフォンで

YouTubeを見ているけれど、

時々大笑いする。まあよろし。

 

夜、じいじから電話があって

ハッピバースデーを歌ってくれた。

寝る前に昨日のささやかな

ハッピバースデーの動画を娘と見る。

1小節歌うごとに「フーしてもいい?」と聞き、

最後にようやく「フー」する前に

何かお願いしなくてはいけないと思ったのか

手を合わせて素早く小さくお辞儀をした姿が

なんとも愛らしかった。

これにてバースデーガール終了。

 

さあ。明日締め切りの原稿も

相変わらず2本手付かずである。

そうこうするうちに、

新しいお仕事のご依頼もきたりして

調べたいこともたくさん。

やれやれ、脳みそが足りない。