4月24日(水)

とにかくGW進行(短くなったヴァージョン)だ。

1日じゅう原稿、企画、校正回し。

まだまだ終わらない。

夕方、一旦締めて保育園お迎え、

の前にさくっと娘の喪服調達。

まず家の近くのマタニティ&ベビウェアショップへ。

しかし3歳のフォーマルは置いていなかった。

プチバトーに移動。

こちらはそもそも黒を作らないらしい。

ネイビーも装飾のある服しかなくって断念。

さらに家の近くのお受験服やさんへ移動。

ネイビーのワンピース色々あるけれど

どれもクロスステッチで刺繍がしてあったり。

唯一無骨な無地のジャンパースカートがあったけど、

全然可愛くないのに35,000円とか。

さらにブラウスも買って…となると現実味がない。

とりあえずここで黒のつや消しの靴と靴下を購入。

明日にしようか、と思ったけど、

残りの原稿を考えると明日もきつい。

そうだ、MUJIになんでもない黒のワンピが

売ってるんじゃないかと思い立ち、恵比寿の駅ビルへ。

丸首のシンプルなカットソーワンピあたりを期待していたが、

そんな都合のいいものはなくって、

ダークネイビーの麻のゆったりワンピースと

綿ニットカーディガンを購入。

身内だけのお葬式だし、これで許して。

ああ、代官山のこどもBEAMSに行けばよかったのか。

ファミリアがあったじゃないか。

などとじわじわ思い出すがもうそんな時間もなく。

30分くらいの間に代官山から恵比寿まで4軒回って

ゴールにたどり着いたのは、かなり効率のいい買い物。

MUJIなのでめちゃ安上がり。

家に帰って着せてみたらシックな装いはなかなか可愛い。

そしてこのお受験屋さんの靴がむちゃくちゃ履きやすい。

マジックテープだし。ゴム底だし。普通に毎日履きそう。

 

慌てて保育園へ向かい1日終了。

帰省の準備はあんまりできていない。

父と兄に渡そうと、母の写真を色々プリント。

カメラを向けると、

「しわくちゃのおばぁさんだから写真撮らないで」

とここ数年は女のプライドで

ほとんど写真を撮らせてもらえず、

あってもぎこちないものばかりだった。

さらにここ1年は鼻にチューブを挿していたから

写真がまったくない。

まぁそれでも、写真なんて1枚あれば十分だ。

私は自分が生まれていたかどうかもわからない頃の

40、50年前の可愛い母の写真の記憶が

ビジュアルとしてまだくっきり脳に残っている。

お父さんはいっつも私のことをバカにしてる、

と晩年愚痴っていたけれど、

150cmに満たない小柄な体で、

小賢しいことを言わず控えめに笑っている母は

父にとって可愛い人だったんだろうな。