リハビリ。
受けたことが無い人々には、
その大変さは
あまり想像できないかも知れません。
リハビリは、
患者の状態や疾患の種類によって
大変さが異なりますが、
身体的・精神的・社会的な
ストレス が伴うことが多いです。
スポーツ選手が語る
「辛いリハビリ」と、
高齢の脳梗塞患者が経験する
リハビリの辛さは、少し種類が違います。
1. 身体的な辛さ
●痛みや疲労
• 麻痺や筋力低下があると、
動かすだけで強い痛みを感じることがあります。
• 長期間動いていなかった筋肉を使うため、すぐに疲労がたまりやすいです。
● 思うように動けない悔しさ
• 「昔はできていたのに、今はできない」という現実に直面し、
フラストレーションが溜まることがあります。
• 例えば、歩く練習をしても、転びそうになったり、思うように足が前に出なかったりすることがあります。
2. 精神的な辛さ
• できない自分に対する苛立ちや喪失感
• 脳梗塞の後遺症で言葉がうまく出ない、手足が思うように動かないという状態に対し、「もう元には戻れないのか」と強い絶望感を抱くことがあります。
• リハビリを強制されるストレス
• 「やらなければならない」というプレッシャーが強く、モチベーションが低下すると反発的な態度をとることがあります。
• 特に高齢者の場合、
自分で「リハビリを頑張るぞ!」
という前向きな気持ちを
維持するのが難しいこともあります( ߹ㅁ߹)
• 環境の変化によるストレス
• 突然、病院からリハビリ施設に移り、
家族と離れて過ごすことが
精神的な負担になることがあります。
• 慣れない環境での生活は、
認知症の進行を早めることもあります。
3. 社会的な辛さ
• 自分の役割の喪失感
• 以前は家庭や仕事で役割を持っていた人が、「ただの患者」になってしまうことに対して無力感を感じることがあります。
• 特に「家に帰れるかどうか」が不透明な場合、リハビリを続ける気力を失うことがあります。
• 他の患者との比較(lll-ω-)
• 「同じ時期に入院した人は歩けるようになったのに、自分はまだ…」
という焦りや劣等感を抱くことがあります。
●その人の生きてきた
スタンスや道程。
• もともとの性格やプライドの高さ
→ リハビリの「屈辱感」や「できないことの苛立ち」が影響
• 脳梗塞の影響で感情のコントロールが難しくなった
→ 怒りっぽくなる
• リハビリ施設の環境ストレス
→ 知らない人に囲まれ、不安や混乱が増大
• 認知機能の低下
→ 現在の状況をうまく理解できず、混乱して暴言や暴力につながる
リハビリ自体が体力的・精神的に
辛いのは確かですが、
それに加えて 「自分が変わってしまった」
という現実を受け入れられないことが、
最も辛い部分にもなり(lll-ω-)
心理的な苦しみには、
「自分でコントロールできない」苦しさを
抱えていることもあります( ・-・̥ )
やはりそんなところでも、
それまでの“生き方”や、
認知の癖を
意識しておくことは重要( ー̀ ー́)
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