お花がわんこのお顔みたいに૮⁔. ̫ .⁔ა
「なぜ、本当の病気の人ほど、
『自分は病気じゃない』と言うのか。」
「病識がない」という用語があります。
これは、本人が自分の病気や状態について、
認識できないことを指します。
たとえば、
統合失調症や双極性障害のような
精神疾患の患者さんの中には、
自分が病気であることを認められない方がいます。
これは単なる頑固さや否認とは異なり、
脳の働きそのものが影響を
受けている結果なのです。
病識が欠如する理由は、
人間の脳は、
自分自身の状態を評価する機能を
持っていて。
この機能が損なわれると、
たとえ、他者から見て明らかに
問題がある場合でも、
本人はそれを自覚できません(;゚д゚)
これが、病識の欠如の根本原因で。
たとえば、
怪我をした時に「痛い」と感じることは、
身体が問題を伝えるためのサインですが、
精神疾患の場合、
その「痛みを感じるセンサー」が
壊れているようなもので。
そのため、
本人にとっては「何も問題がない」
ように感じられます。
この「病識がない」という現象は、
病気だけに限らず、
一般の人の日常生活でも
同じようなことが起こります。
たとえば、
自分の弱点や欠点について、
他人から指摘されると
「そんなことはない」
「自分は大丈夫」と
反論したくなる経験があるかと。
こうした反応は、
自己防衛の一種でもありますが、
実は「病識の欠如」と似た
心理的なメカニズムが働いています。
人々は、
自分自身を客観視することが
苦手な生き物であり。
そして、
変化や修正が必要なことを認めるには、
勇気と時間が必要です。
精神疾患の治療において、
病識を持つことが、
非常に重要であるのと同じように…
人々が、自分自身の問題に気づくことも、
人生の転機になります。
それは、問題を解決するための第一歩であり、
自分を、より良い方向に成長させる
チャンスでもあります。
誰しも、
自分の「盲点」に気づくのは怖いもので。
しかし、
その盲点を見つめる勇気を持つことで、
より深い理解と変化が生まれ∠( ˙-˙ )/
そして、他人の「見えていない部分」にも、
より優しくなれたりします。
自分自身の盲点に気づき、
変化する勇気を持つことは、
私たち全員に共通する課題であり…
成長の鍵になるのです(´・∀・`)
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