今週は、

「自己愛」に着目する案件が多くあり。

 

改めて、

自己愛について('ω')

 

 

ヒトは幼少期の頃に

 

親や養育者にあたる人から

 

「承認」されないと

 

自分の「存在意義」が確認できず、

 

“努力しても無駄”だという感覚を

 

学んでしまい・・・

 

 

それは、無意識にも、

 

“自分は愛されるに値しない人間である”

 

といった歪みのイメージを携えるようになり

 

 

“ここぞ”というところで、

 

力や魅力を発揮できなくなりますダウン



やがて、

そうして満たされなかった

自己愛を…


自らの内で過剰に高めることにより、


人格を歪めてしまうことが

ありますDASH!


 

 

それはそうと、

「自己愛」=ナルシシズムの言葉は、

ギリシャ神話の「ナルキッソス」に

由来することを

聞いたことがある人も多いかと思います


 

 

 



そのお話・・・

若さと美しさを持つナルキッソスは、

 


自らの姿を知らない

 


様々な人から愛されることを

当たり前に思い、


鼻にかけ…

 

共感力に欠け

 

愛他性に乏しく

 

感謝も知らず傲慢で…

 


はやく言えば、

心的に様々な問題があり、

ふつーにパーソナリティ障害の

ボリュームが強い男子(;・∀・)

 

そんなわけで、

最期は、自らを知らぬがゆえに、

 

自らの姿が映った人物を、

他の存在と勘違いして恋をし、


自らに魅了されて、

取り憑かれて

動けなくなり…

 

知らずに自らの姿だけを愛し続け、

死んでしまうという…

 


そしてそこに「水仙」の花が咲いたのだとか…

別名「ナルシサス」

 

 

 


まさにそのようなものが

「自己愛性パーソナリティ障害」ドンッ


その特徴は、

 

…これまた、

人間が誰しも持ってしまいがちな

人間の弱さ…みたいなところでもあり、


ふつーに街にたくさんいますね(;・∀・)な

感じですが、

 

その人自身が、

 

自らの姿に“気づける”か、

 

気付いて変わろうとするか、

 

他人のそれも見極めることが

できるようになるか、

 

・・・で、人生は

全く違うものになります


 

 

“障害”とまではいかなくとも、


アメリカ精神医学会「DSM-5」の順で、

特徴を追ってみると↓↓

 

 

1.自分の重要性に関する誇大な感覚をもつ。

十分な業績がないにも関わらず優れていると

認められることを期待する。

例えば、

自分の話ばかりして、

相手のことは何もきかず、

さも、ものすごいことを

成し遂げたかの如く、

まるで世間で絶賛されることかのように、

大げさに盛って語ったり。

 

 

2.限りない成功、権力、才気、美しさ、

理想的な愛の空想にとらわれている。

例えば、

自分は社会的に重要な人達から、

必要とされているんだと考えていたり、

自分のしたことが高く評価されている!!と

強く考えていたり。


“自分は特別な才能を

持って生まれた人間だ”

という漠然とした自惚れが

非常に強かったり。

 

 

3.自分が「特別」であり、

独特であり、他の特別な人、または地位の高い人

たちにしか理解されない、または彼らと関係が

あるべきだと信じている。

例えば、

良く見る光景は、

レストランなどでスタッフに対して

召使のような傲慢な言動をしたり。

政治家・芸能・出世者などとの

関わりがあることを

強調して吹聴したり。

 

 

4.過剰な賞賛を求める。

例えば、

恩着せがましい言い方をして、

“~のためにこんなことをした

自分はすごい”ばなしが多かったり。

 

 

5.特権意識、つまり特別有利な取り計らいや、

相手が自分好みに当然のごとく従うことを理由もなく期待する。

例えば、

“VIP扱い”が萌えるほど好きだったり。

行列に並ぶことに多大な不平を感じたり。

少しのケガでも大げさに取り扱ってもらい

特別席に案内されると萌えたり。

 

 

6.対人関係で相手を不当に利用する。

自分自身の目的を達成するために

他人を利用する。

例えば、

自分にとって“利用する価値がある”友達だけを選ぶとか。

自分に面倒がかかる知り合いを避けたり、

友達を地位や経済力で選んだり。

 

 

7.共感の欠如。他人の気持ちや欲求を認めようとしない。

またはそれに気付こうとしない。

例えば、

相手が話していることを、そのまま受け取らず、

“それはこういうことでしょ”と、

全て自分流に言い換えてしまったり。

 

 

8.他人に嫉妬する。

または他人が自分に嫉妬していると

思い込む。

例えば、

人から批判されてもその事実を

真っすぐ受け止められず、

自動的にその理由を

“嫉妬されている”

“ねたまれてる”

とねじ曲げてとらえたり。

 

 

9.尊大で傲慢な行動、または態度。

例えば、

“貧乏な子”とは遊ばせない親とか。

 

 

・・・と、

とにかく、

“自分”が重要で、


他者への共感と愛情が示せず、


感情が薄っぺらく

世間体を気にする

 


自己愛星の人とも言うか(;'∀')

見回すと、

家族や周囲に少なくはなかったり。

 

 

さて、どうするか

 

 

その影響を受けたままでいないよう、

客観的に捉えなおして

処理をしましょう('ω')ノ

 

 

 



心理療法中はトランス状態に😴

 

当オフィスの心理療法については、
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