日能研の国語問題から、

娘のリクエストで、森絵都さんの『クラスメイツ』前期後期を購入。前期は文庫本が現在無かったためハードカバー、後期は文庫本で購入しました。数時間で読み終わってました。





もう一冊、日能研の問題から、瀬尾まい子さんの『そしてバトンは渡された』も購入。本屋大賞を受賞し、映画化もされた名作です。主人公(優子)の親がバトンを渡すように、子育ての権利を引き継いでいきます。その時々の親にとって、子どもを育てることは、義務というより名誉ある権利、だから自分の出来ることをできる限りの方法で子どもに与えたいと思って育ててるんですよね。



瀬尾まい子さんの本は、これまでも読みたいと思っていましたが、子どもに読ませるのにとても良いなと思い、続けて図書室で、『温室デイズ』を借りました。小学6年と中学3年で学級崩壊を経験した子どもたちが、それぞれ自分の立ち位置を考えながら、どうやってクラスや学校を立て直すかの再生の物語。再生が簡単には行かずに単なるハッピーエンドで終わらない、でも未来への希望が見えるところが良かった。

生きていれば人間関係のトラブルを避けることは出来ません。そういう時に、本人の考え、親としてのアドバイスだけでは偏ってしまうし、選択肢が少ない… 色々な人の考えや経験、なるべく多くの考えに触れるのには、読書ってもってこいだと思います。


中学受験に頻出している作家、佐藤いつ子さんの『ソノリティ はじまりのうた』も購入。私は未読ですが、2時間位で読み終わっていたので、読みやすく面白かったのだと思います。

 


娘は、読むスピードが私の倍以上なので、面白ければ、あっという間に読み終わってしまいます。

この勢いだと、書籍代が大変なことになりそうなので、今後は図書館もうまく利用していくつもりです。