今日は娘が新体操の後早めに眠ってしまい
夫も早く帰宅していたので夫婦でも楽しめそうな映画ということで、Netflixより
ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 という映画を視聴しました。
Netflixのジャンル分けコーナーで
「ハングオーバー」などと同じ場所に表示されていたため
また、表示されていた画像が男性が好きそうなものだったためこちらをチョイスしましたが…
実はこの映画、90年代にアメリカで実際に起きた誘拐事件を元にした映画で
ストーリーの細かいディティールまで全て実話なんです。
ボディビルダー・ジムトレーナーのダニエルが、自分の冴えない人生にうんざりしているところへ自己啓発セミナーに触発され、なんと友達を誘い金持ちのクライアントの誘拐を計画。
計画して実行するんですけど…
映画全体のテンポは基本この3人の絶妙な掛け合いが生むコメディなんですが
実話を基にしているだけあり結構目を背けたくなるようなクライムシーンもきちんと描写されているので、ウエッとなったりします。
めちゃくちゃ強面なのにちょっとおバカなポール(右)とか…
美しいストリッパーも出てくるので目の保養になったりとか…
この右のダニエルがいろいろ思いついて後の2人をそそのかしたりするんですけど
なんか「脳みそが筋肉」を象徴するようなエピソードが多くて
男の人って多かれ少なかれそういうとこあるよね…という勉強にもなりました。
特に男2人でホームセンターに犯罪用品を買いにいくシーンでは
「まず洗剤!」とか言って目の前の洗剤を適当にかごに何個かぶち込んで「よし!」みたいな。
絶対ラベルとか見ない。慎重さのかけらもないことがわかるとともに、大体オス度が高ければ高いほどこういうディティール気にしない人多いよね〜なんて思ったりもしました。
海外ドラマは死ぬほど見ていますが、シリアルキラーや知能犯罪者はいつもかなり慎重に行動しますものね。
ブレイキングバットのウォルター先生とかも、化学教師でインテリだから慎重に犯罪準備していたけど、この人たちは本当に大雑把。
「俺はビッグになりたい!金持ちになりたい!女にモテたい!」
という、男の本能的欲求を表した描写が秀逸でした。
「男」というものの勉強になりました(笑)