Japan THEATER | 田村友里ブログ「酒姫のひとりごと」

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先日の日曜日、その日は楽しかったんだけど、それまでぐじゃぐじゃあったことやなにやらかにやら、なーんだかいろんなものが混ざり合って完全に壊れかけたわたくし。



夜半過ぎからおかしな呑み方をしてしまい、完全にノックアウト翌日は久々に一日中廃人同然でゴロゴロしていたら、案の定身体がおかしくなりました




だから昨日は三日酔いの気分えー

でも、お出かけしたので治って良かったよハート






昨日は、コレを観て来ましたこれ↓

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市川海老蔵が紡ぐ「和の世界』 Japan THEATER

日本橋三井ホールにてキラキラ




いやぁ…なかなか面白かったですよ。



まず始めに市川新十郎さんの前説があり、坂口貴信さんと亀井広忠さんの 仕舞「屋島」、次に海老蔵さんの朗読で「平家物語」。これはどちらも厳かで迫力がありました。


次にガラリと雰囲気が変わって、古今亭文菊さんの落語「時蕎麦」。前の二つでピンと張りつめていたような空気が一気に和らいだ感じ。と、ここで一度目の休憩。


休憩後は、市川男寅さんと市川福太郎さんによる、歌舞伎舞踊「藤娘」。通常は一人で踊りますが今回は二人で。でも可愛らしくて"姉妹の藤の精"みたいで、こういうのも良いですねはーと


で、もう一度休憩が入り、最後は海老蔵さんによる歌舞伎舞踊「男伊達花廓」。これは歌舞伎の登場人物、御所五郎蔵が廓へ向かう様子を描いた新作舞踊だそうで。絡みも入って華やかな舞台でした。





と、まぁなんとも盛りだくさんな内容でしたが、どれも抜粋だったり(「藤娘」も途中を抜いていましたし)コンパクトにまとめられていたので、飽きずに観られて良かったと思います。上演時間は、2回も休憩を入れて1時間50分。平日の14時開演だったのでお客さんのほとんどが女性でしたが、どこかの学生さんが団体で来ていましたよニコ






こういういわゆる「伝統芸能」というものを上演している空間に、学生さんだけではなくて若い人が来ているのはいいですねおんぷどうしても伝統芸能ときくと、敷居が高いような、遠い世界のことのような気がしてしまうのかもしれませんが、どんどんこういう場所に出掛けて行って少しでも興味を持ってくれたら…ほんのちょっぴりですが、伝統芸能に関わっている者としては嬉しく思います好