2021年度入試の結果② | 「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」代表の安藤が、思ったこと・考えたことを綴ります。文章力をつけるための教室を開いているのだから、自分も文章を鍛えないと、と思って書いてます。

昨日に続いて、中学入試の生徒さんの話です。

 

Sくん 兵庫県立芦屋国際中等教育学校 合格桜

 

昨年11月に作文の体験にやって来たSくん。

5年生までの3年間を、お父さんのお仕事の関係で、外国で過ごしていました。

「日本の学校はちょっと窮屈だな」と思っていたところ、

ご両親がこの学校を見つけて、帰国子女枠で受験してみようと思っているとのこと。

入試科目は作文と面接のみ

なので今からでも大丈夫、とも思えるし、

いくらなんでもあと3ヵ月では難しいかも……?という気もしました。

しかも兵庫県在住なので、毎週通ってくるわけにはいきません。

そこで、週1回はZOOMで入試対策の作文。

月1~2回は教室で作文と面接対策を行うことにしした。

 

作文は過去問を基に、似た形態のものを。

さらに志望動機をはじめ、想定される質問事項について

体験を交えながら「自分の言葉で」「生き生きと」話せるように

ブレストからの模擬面接で、練習を重ねました。

 

結果、高倍率を突破して見事合格!!

 

合格後にお母さんがおっしゃったことを引用します。

 

試験一週間前に、先生から

「この一週間は、毎日、お父さん・お母さんが面接の練習をしてあげてください」

と言われ大変でしたが、Sとしっかり向き合う機会になりました。

本人が頑張ってることや不安なこと、少し足りない部分も

初めて分かったことがいろいろありました。

先生にお任せにしてしまわずに良かったです。

 

実は、一週間前のご指導の時に、直前にもう一回対策をしてほしいと言われました。

時間も取れたし、経営的にはお引き受けした方が良かったのですが、

その時間をあてにして他の日に何もしないよりも、

毎日少しずつ家で練習する方がいいと思いました。

また、ご両親ともに忙しく、思春期の入り口に差し掛かったSくんと

かみ合ってないかな? と気になったことが少しだけありました。

そこで、その提案をしたのですが、お母さんがスッとご理解くださって

家族一丸となって受験を迎えられたようで、きっとSくんも心強かったと思います。

 

中学入試は、やはり親の役割も大きいです。

もちろん親の思いが強すぎても逆効果でバランスが大事ですが。

「自分のことだから自分で」とまだ12歳の「子ども」に

任せてしまうのは酷な気がします。

言葉をかけるだけでなく、並走してあげることが必要だと実感しました。