地震で電車に閉じ込められた小学二年生の作文 | Hey Ho つれづれ

Hey Ho つれづれ

「国語教室 Hey Ho」代表の安藤が、思ったこと・考えたことを綴ります。文章力をつけるための教室を開いているのだから、自分も文章を鍛えないと、と思って書いてます。


テーマ:
昨日の「国語教室 Hey Ho」で、
小学2年生の男の子が
地震の時のことを作文に書きました。
電車通学中だったらしく、
親御さんも心配されただろうと思いながら、
次のことを目標に書いた作文です。
 
○心配していた家の人にわかるように詳しく書くこと。
○「カギカッコ」を使って会話をたくさん書くこと。
○「カギカッコ」の後は「言いました」以外の表現も使うこと。
 
それが、とても上手な上に
周りの大人の大阪人らしい人情、
この男の子の冷静な観察力が素晴らしいので、
許可をもらって紹介します。
 
 
じしんでていでんになってでんしゃがとまったこと
 
   6月18日月曜日のじしんのとき、ぼくは学校にいくでんしゃにのっていると、きゅうにぐらぐらっとゆれたけれど、ぼくはふつうにでんしゃがゆれたっとおもったら、しゃしょうさんが
「じしんです。」
といったので、ぼくは、
「えっ、じしんだった?」
とおもうとすぐに、ゆれがなくなりました。
 そしてでんしゃがなぜかとまり、そこはながいえきと、なにえきかわすれたけれど、そこのあいだででんしゃがとまってしまって、1時間半くらいもでんしゃの中でとじこめられました。
 そしてでんしゃがうごくのをまっていると、しらない人が
「しんどくなったら、いいや。」
とこえをかけてくれて、ちょっとすると
「もうちょっとひろいとこいき。」
ともいってくれました。
    ひろいところにいったぼくは、またちがう人にいろいろしゃべりかけられて、けいたいをかしてもらってメールやでんわをしたけれど、でんわはつながりませんでした。
 はっしゃするのをまっていると、だんだんさむくなってきたから、ちかくにいたひとが、いきなり
「コートかしたろっか。」
ときいてきたので、みんなわらっていました。
 そして、ちょっとすると、しゃしょうさんが
「つぎのながいえきでぜんいんおりてください。」
といって、でんしゃがうごいて、ながいえきにとうちゃくして、ちょっとドアがあくのにじかんがかかっているなあとおもっていると、しゃしょうさんが、
「8ごうしゃと4ごうしゃだけのドアがあきます。」
とほうそうをながしました。
 そしておりても、てんのうじではなかったし、学校やすみとわかっていると、さっきしゃべりかけてくれたぜんいんがいっしょについてきて、
「とりあえず、えきいんさんにあずけとこ。」
といって、ぼくをえきちょうしつにつれていって、中にはいってまちました。
 おじいちゃんがむかえにきてくれて、車でかえろうとすると、いっしょの学校の子にランドセルをノックされました。その子は三年生だったそうで、車でいっしょにかえることにして、さきに三年生をおくったので、ぼくのいえにかえるのがじかんがかかりました。
 やっとぼくのいえにつきました。そしてじしんのことをはなして、つぎの日、おかあさんが
「きのうのでんしゃとまったのは、ていでんやったみたい」
といっていました。
 
(原文のまま)
 

友里(ゆり)さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス