赤ちゃんの夜泣きに効くという生薬。
大抵私の両親は同じ話をよくするのですが、
私の両親は兄に
「おまえの夜泣きの時には、宇津救命丸で寝かせてたな〜!」
と言います。
我が息子がちょうどその頃の兄と同じ年頃で、まあ夜泣きもします。それに関連して思い出した話です。
生活リズムを整えたり、スキンシップを増やしたり、オムツや空腹を確認したりしますが、私の両親は、
「とにかく宇津救命丸!効くから!お兄ちゃんには効いた!うずきゅう〇〇(兄の名前)って呼んでたくらい」
の一点張り。
「え、まあ、とにかくは生活リズムとかマッサージとかやってみるから」
※ゆるネントレは実施済み。
Lineでグループに入っている兄が、やりとりを読んで、しょんぼりマークを投下します。
ああ…。兄の言いたいことが何となくわかる気がする…!
そっか、兄は、特効薬なんかじゃなくて、「どうしたのかしら?」と両親に試行錯誤してもらったり、気持ちをなだめるようなハグをしてもらったりしたかったんだろうな。
当時、父は多忙で残業続き(土日も出勤)、母は年子の私を妊娠中で悪阻の真っ最中。兄にかまう余裕はありません。
でも、発達段階的には人見知りしたり後追いしたりと、愛着形成の大事な時期で、保育者のスキンシップを求めてる時期。
兄のこじらせは、ここからはじまったのか…。
トホホ…。思ったよりも根深い。
母の年子計画も、聞くとなかなか強引です。
強制断乳したそうで、今でも、「それが良い、あなたもそうしたら?いつまで授乳してるつもり?すぐ次ができるわよ」
と毎回必ず同じ話をしてくれます。
ああ、母の中では、年子の理想像というものがあったらしい。
年子の赤ちゃん、想像しただけで可愛い。
でも。
私の母は、なんだか心を持たぬ人形、または、ものを言えないペットのような扱いしていたんだなあ、とやっぱり思います。
保育園から帰ってきたら、息子はたくさん甘え泣きして、授乳の後、今は寝落ちしてしまいました。
とりあえず私の両親については、傾向がわかったので、反面教師にしつつ、ほどほどの距離感でいます。