極道すき焼き | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

 
 
 
 
先日僕が毎日更新しているブログで
 
『米久本店』の記事をアップしたら
 
見知らぬ読んで頂いた読者の方から
 
「ブログを拝見したらすき焼きが食べたくなりましたね。
 
宇野千代さんの極道すき焼きのレシピを試してみたいです。」
 
とのコメントを頂きました
 
 
 
 
 
 
 
 
《極道すき焼き》とはなんぞや?
 
初めて聞いたぞ
 
享年98歳宇野千代と云えば華麗なる恋愛遍歴…
 
死ぬまで女性としての色氣と可愛らしさがあった
 
僕の女性の好き嫌いとは別としてそう思います😅
 
最初の旦那を北海道に置いて不倫しちゃうのは
 
 
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僕が陶酔する人物の1人である今東光
 
宇野千代は
 
当時は絶世の美少年でだった今東光とは氷水屋に
 
通って更に自宅までおしかけた。
 
 その頃の宇野千代は「本郷のクイーン」と呼ばれ
 
芥川龍之介の短編『葱』のモデルとも云われた
 
(文学少女が宇野で初デートの相手が今 東光)
 
 
 
 
 
 
 
 
作家の尾崎士郎、画家の東郷青児、
 
北原武夫など多くの著名人との恋愛・結婚遍歴を持ち、
 
その波乱に富んだ生涯は宇野千代の
 
さまざまな作品の中で描かれている。
 
さてさて前段はさておき宇野千代は料理上手
 
男達の胃袋も押さえてきたに違いない
 
そんな宇野千代のレシピが《極道すき焼き》
 
極道と聞いて僕はピンッとくるものがある
 
今東光が生前に週間プレーボーイに連載していた
 
『極道辻説法』と云うものがあるのだ。
 
 

この連載は三冊の単行本にもなり僕のバイブルだ

 
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さてそのレシピだが最高級クラスの牛肉スライス
 
これをブランデーと溶き卵と割下をミックスしたタレに
 
少し漬け込み胡麻油をひいたフライパンで
 
焼くと云うものだ(*^^*)✌️
 
高級な《牛とじ》みたいな感じがする
 
なかなか風味が豊かで美味しい😋🍴💕
 
 
 
 
 
 
 
 
 
う~ん昭和の味だなぁ~
 
まだ牛肉も卵もブランデーも高価であった時代
 
(あっ今でも高価だけど物不足の時代という意味)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最高な贅沢をしたぞ~っていう味だと思う
 
宇野千代が100g3000円以上と書いてるように
 
出来るだけサシの入った高価な牛肉の方が良い
 
そして割下は味が濃い目のものの方が良い
 
そうしないとブランデーに負けてしまう
 
勿論ブランデーも高級なほど風味が豊かだろう
 
 
 
 
 
 
 
今回僕は一応料理研究家としてアレンジしてみた
 
《極道すき焼き丼》である
 
タレに漬け込むのではなく牛肉に直接ブランデー
 
を振りかけてみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
それをフライパンで焼きブランデーのアルコール
 
を飛ばしたところで、割下を入れて少々煮込む
 
最後に溶き卵を回し掛けてご飯が入った丼に盛り
 
黄身を落として完成だ(^-^)/旨し❤️
 
 
 
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