ISパパにも、本を見つけた時の話はしてあったのですが、この話は知りませんでした。
日本でいう「桃太郎」とか「こぶとりじいさん」みたいなメジャーな話ではないらしい。
白黒のシンプルな絵だけれど、アフリカらしい力強さを感じる線画。
伝えたいことがとってもストレートで、戒めというかガツンとくる教育的要素のあるお話で、最終的には平和が訪れるけど、少し悲しみ・苦しみの方が大きい感じがあります。
よく見たら「読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学低学年から 」と書いてありました。
まだ話を理解するには難しいけど、「パパの国のマリのお話だよ!」と言って、パパに読んでもらいました。

LeoちゃんもAD君もじっーと見いっております。

あまり笑う要素はないはずですが、ISパパによる脚色アレンジなお話に、ケタケタ笑いながら楽しむAD君。
ちなみにIS パパは漢字も読み書き出来るんですよ~(笑)
この話は、マリのバンバラ族の語り部の匠(ジェリ)が、日本の子どもたちにと語った、中世バンバラ王国の口承での話だそうです。マリの若き画伯・ラミン・ドロさんの絵も新鮮にこの世界を伝えている、珍しいマリの絵本だと思います。