マリの昔話 「バオバブの木の上で」後編 | パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記

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2010年に上海で出会い、2013年3月に東京で国際結婚、7月長男AD、2015年9月長女LEO、2017年10月次女MAI誕生。
アフリカ・マリの文化や国際結婚ならではのエピソード、
お茶目なパパ・ISの事、三児の子育て、YunのアレコレBlog。
2020年11月に東京→愛知県へ引越。

時は経ち、AD君も3才になり、先日図書館に行った時に、見かけたので借りてみました。

ISパパにも、本を見つけた時の話はしてあったのですが、この話は知りませんでした。
日本でいう「桃太郎」とか「こぶとりじいさん」みたいなメジャーな話ではないらしい。


白黒のシンプルな絵だけれど、アフリカらしい力強さを感じる線画。
伝えたいことがとってもストレートで、戒めというかガツンとくる教育的要素のあるお話で、最終的には平和が訪れるけど、少し悲しみ・苦しみの方が大きい感じがあります。

よく見たら「読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学低学年から 」と書いてありました。
まだ話を理解するには難しいけど、「パパの国のマリのお話だよ!」と言って、パパに読んでもらいました。



LeoちゃんもAD君もじっーと見いっております。



あまり笑う要素はないはずですが、ISパパによる脚色アレンジなお話に、ケタケタ笑いながら楽しむAD君。

ちなみにIS パパは漢字も読み書き出来るんですよ~(笑)


この話は、マリのバンバラ族の語り部の匠(ジェリ)が、日本の子どもたちにと語った、中世バンバラ王国の口承での話だそうです。マリの若き画伯・ラミン・ドロさんの絵も新鮮にこの世界を伝えている、珍しいマリの絵本だと思います。