意外に厳しいマリ共和国の教育 | パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記

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2010年に上海で出会い、2013年3月に東京で国際結婚、7月長男AD、2015年9月長女LEO、2017年10月次女MAI誕生。
アフリカ・マリの文化や国際結婚ならではのエピソード、
お茶目なパパ・ISの事、三児の子育て、YunのアレコレBlog。
2020年11月に東京→愛知県へ引越。

公立の学校であれば、義務教育で無料で、然程頑張らなくても進級進学できる日本の学校制度。
マリ共和国はどうでしょう?

たまたまISと教育の話になり、ビックリな事を聞いたので備忘録。

マリ共和国も小・中・高・大学とあり、6・3・3・4年制で、日本と同じ。
しかし、小学校1年生から日本とは大きく異なるのが、厳しい進級制度。

小学校から毎週復習テストがあり、さらに毎週の様に抜き打ちテストがあり、それは毎回順位がクラスに貼り出される。その成績から日本で言う通信簿の様に5段階で評価される。

そして年に一度、一学年毎に全国統一テストが行われ、平均点と自分の点数が出る。そして通信簿が半分以下、全国テストが平均以下だと留年してしまう、というかなり厳しいシステムだそう。そして3回留年すると退学となり、私立の学校に行くか、学校に行くことが出来なくなるらしい。故に、途中退学させられた人が結構いたらしい。

その代わり、成績が優秀な者は無償で大学まで進学できたり、成績上位者はお金や文房具が貰え、大学生ともなると、一般の公務員の給与くらいのお金が貰えることもあるそう。

そんな訳で、マリの子供たちはかなり真剣に勉強するらしい。

勿論、お金のために勉強するのではなく、自分の将来の為に勉強は大事なのですが、中々凄いシステムだなと。って、ゆるいのは日本くらいだったりして。

(このシステムは数十年前の話なので、現在はどうだか未確認です)