マリの大統領と握手~♪ | パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記

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2010年に上海で出会い、2013年3月に東京で国際結婚、7月長男AD、2015年9月長女LEO、2017年10月次女MAI誕生。
アフリカ・マリの文化や国際結婚ならではのエピソード、
お茶目なパパ・ISの事、三児の子育て、YunのアレコレBlog。
2020年11月に東京→愛知県へ引越。

先日のTICADでは、アフリカ各国の企業や要人が大勢来日し、阿部総理も援助から投資へと宣言、アフリカに対する姿勢を大きくアピールしたこともあり、大いに盛り上がった様です。


現在の試算で行くと、2050年にはアフリカの人口が世界の現在9%から30%を占める数まで急成長する、ということを、ご存知ですか?


アフリカは中国・インドを凌ぎ、日本や欧米は人口減少、今の発展途上国が世界をリードし、先進国が発展途上国の恩恵を受ける、という経済動向になっていくと言われています。

アフリカとより良い関係を築いていくことが、日本としても非常に大事であるわけで、、、



さて、遡る事、TICADの最終日。


突如、ISに、「今日は大事なパーティーがあるから、18時に横浜に来て!!」

と言われて、仕事を途中で切り上げて、横浜へ向かいました。



着いた先はとあるホテルで、ホテルのロビーにはマリの方々が沢山いて、ISについて一人一人に挨拶しました。


殆どの人が日本語喋れたから良かったけど、まだまだ新米妻の私、

「U子です。いつもお世話になってま~す」

と、日本式に挨拶し、握手して回りました。ドクロ


こういう時、国際的な妻は、どう気の効いた挨拶をすべきなのでしょうかね?



さて、一通り20人程に挨拶が終わると、「ISが着替えるよ~!!」と言って、宿泊されていたお友達のお部屋で着替えさせてもらいました。


ISのお兄さんがマリから持って来てくれた、結婚式で着た衣裳と、ネックレス、ブレスレット、ピアスまで、このパーティーのためにISは家から持って来てくれていたのでした。

そういえば、こんなイベントがあるとは知らず、今朝はさっさと先に家を出た私。

IS、気が効くじゃん!!アクセまでも!!


着替えて、会議室へ。

60人程のマリ人と私を含め3人の日本人妻、大使館関係者がいっぱいに座っていました。

日本に住んでいるマリ人は約150人なので、約三分の一が大集結した訳です。


そこへ現れたのは、マリの大統領、ディオンクンダ・トラオレさん。

ISと同じ、トラオレさん、実は親戚です、と言いたいところですが、トラオレさんはマリでヤマモトさんばりに多い苗字だとか。


西アフリカ マリ共和国の彼と国際結婚-握手

大統領と、握手~。


西アフリカ マリ共和国の彼と国際結婚-握手  


私も握手~♪

「7月に出産予定です」と言ったら、

「マリに来たら、子供と家に遊びに来て下さい。お祖父さんになりますから」

と言ってくれました。とってもフレンドリーな大統領合格


一時間ほど、大統領と日本在住マリ人の情報・意見交換が行われました。


西アフリカ マリ共和国の彼と国際結婚-会議

始終、カメラマンが撮影してました。


後日、マリの国営放送のテレビをネットで見ていたら、このシーン、そして民族衣装を着たISと私がバッチリ並んで映ってました叫び


そして、マリのお兄さん、スペインに住むお姉さんからも電話が。

「テレビで見たよ~」


意見交換の内容は、留学生を増やすためには、とか、日本とマリの関係を今後どう良くしていくべきか、とかだったようです。


改めて、自分がISと一緒になった意義、ダブルの国を持って生まれてくる子供を育てる重みを感じた日でした。


フランス語の勉強、もっと頑張らないと!!