精気神学説は精気学説の世界観をもとに
人間をみます。
●人間は気が集まって出来ている。
●人間は男女という陰陽の交わりを通して生まれる。
「精」 「気」 「神」 について
①精とは
広義の精 体の中にある
人間にとって重要
目に見える(形がある)
これら3つ合わせて1つの意味で捉えたもの
狭義の精 主に生殖活動、性機能と関係するもの
②気とは
人間のエネルギーの総称
「精」でできた人間を「気」というエネルギーで
動かす。
「気」という言葉は頻繁に使われています。
気持ち・気分・気力・気に入る・気まぐれ・気が短い
気まずい・殺気・正気・狂気・呑気・陽気・・・・
大半のものが精神的要素の多いものに関係して
います。中医学では
「気」は物質です。
気も消耗したり補充したりできるのです。
気が足りない病人には補充し、邪気が多い病人からは
邪気を取り除くといった治療を施すのですが
これは気を物質として捉えているからです。
そして「気」は活動性や運動性をもちます。
昇ったり降りたりする上下の運動と
発散したり収納したりする出入の運動が基本です。
③神とは
広義の神 人間が生きている状態のこと
話す・食べる・見る・歩く・・・など
狭義の神 人間の意識や精神の活動を指す
精神・意識・感情・記憶・睡眠など
精気神学説では
「人間は精と気と神から出来ている」
と考えます。
精という目に見えるものがある。
人間はただのものではない、温かく動いている。
それは気というエネルギーがあるから。
そして人間には意識がある。それが神。
「人生三宝」 「人身三宝」
人間を作っている3つの大事なものです。
そしてこれらはバラバラではだめなのです。
3つが融合して1つになっているのです。
これが精気神学説の考え方です。
私は医学気功師です。
気功についてはまたくわしく書きます。
