こんにちは。ゆんたくシーサーRadioのソラジョ、0G女子のゆかりんこと
上原由佳利です。ゼロG女子の由縁は、無重力実験に参加した経験があるからです。

どうぞ、宜しくお願いします(*^-^*)

では、前回からの続き、今回は財政面から先の大戦を振り返ってみましょう。日米対決
をした太平洋戦争において、経済力と工業力に圧倒的な差があったのに、日本が無謀な戦
いを起こしたと学校で教えているわけですが、

最初からアメリカが圧倒的な経済力と工業
力があったと日本人は洗脳されているのです波

確かにアメリカは戦後、世界一の経済力と軍事力を持つ国に発展しました。
現在は、米中が世界の覇権を争っていて両国共に、第2次大戦直後からずっと戦争を継続
しています。

米国は戦争ビジネスを念頭に経済拡大、中国は資源獲得のために領土を拡大し続けていま
す。つまり、戦争と経済力拡大は結びついているのであり、戦勝国になることは経済の拡
大を意味していて、防衛力と経済力は、その国の国力を現し、国際政治の発言権とリーダ
ーシップを測るものでもありますドンッ

1940年当時、アメリカはまだ1929年に起こった世界大恐慌の煽りが残っており不況に陥っ
ていました。

ルーズベルトはヨーロッパ列強の植民地政策に便乗したかったけれども、ヨーロッパへの
不干渉、モンロー主義が足枷になっていました。このモンロー主義をいかに捨て去るか。
彼は、対独戦にアメリカを味方につけたがった英チャーチルと組んで、第2次大戦に参画す
るために戦略を練ったわけです。

ルーズベルトは中華民国の蒋介石と英語が流暢な宋美齢夫妻を使い、

抗日講演を全米で行
わせ、ABCD包囲網で経済制裁し、真珠湾攻撃まで呼び込ませ、ラジオ演説や大々的に抗
日キャンペーンを張り、シナリオ通り、アメリカは建国以来初めて国外参戦へと踏み切っ
たのですドアドンッ

さて、アメリカは不況であったと述べました。戦争に突入して、全米に工場が乱立し、増
産体制が日々拡大し、雇用が次々と生まれていったのです。それは大変な活気を呈したの
ですが、けして、最初から資源が潤沢であったわけではありません。
1942年1月10日、米国生産管理局は、古紙、金属くず、古いぼろきれ、ゴム等を節約する
キャンペーンを行いました。軍需生産委員会の産業保全局は全米の市長に、市のごみ捨て
場や焼却炉から同じ種類の物質を回収するように要請しました。

【Wikipedia-httpsen.wikipedia.orgwikiSalvage_for_Victory より出典】

「勝利のためのサルベージキャンペーン」と名付けられたそれは全米に及び、
おもちゃについている金属やゴムを供出するために、
子供たちも行列に並んだのでしたショックあせる

ゴムや金属は、日本でも貴重ではありましたが、アメリカにおいても同様でありました。
当時、カンザスシティ~サライナ間を走り、シティーオブサライナと名付けられたユニオ

ンパシフィック鉄道10000型車両の美しい流線型を描いた車両は、金属供出のために
、1942年解体され現存しません。

それでは、当時のアメリカ連邦政府の歳出額の推移を見てみましょう目キラキラ


【中央大学経済学部教授関野 満夫先生経済学論纂より】

 

1940年は93億ドル、

1945年歳出総額1004億ドルへ10.7倍に膨張、
1940年GNPは997億ドル、

1945年GNPは2119億ドルと約2倍に成長しています。
そして、陸軍費は9億ドルから505億ドルの6.1倍、
海軍費は同じく9億ドルから805億ドル、実に89.4倍に!?ドンッ

陸軍海軍合わせてのGNP比は、
1940年18.9%から
1945年にはなんと80.2%になり
国力国民挙げての総力戦を行っていたことが財政面で読み取れます。
41~45年度累計額でみると、歳出累計額3231億ドルに対して

財政赤字累計額は1943億ドルであり、
歳出全体の約6割を財政赤字(国債)で賄われていました。


【中央大学経済学部教授関野 満夫先生経済学論纂より】

 

 

一方、経常的な歳入総額の中では個人所得税と法人所得税の比重が増加、

経常歳入に占める所得・利潤課税の比率は、

戦争前の40年度39%から上昇して43~45年度には72~78%に達しています。
伝統的小さな政府を目指していたアメリカが、この戦争に関しては大きな政府に変貌した
のです。

つまるところ、アメリカの戦争財政は6 割を国債発行で賄い、その上で、個人所得税と法
人所得税による増税増収も活用していきました。

 

 

【スミソニアン 航空宇宙博物館別館スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターにはB29エノラゲイを始め、所狭しと歴代の名機が並ぶ】

 

~続く~

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